高校数学の先取り学習ができる
高校(学校)の授業がすべて復習になってしまう
画期的な数学教室!
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数学教室
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生徒が生徒に教える・・・・光が丘数学教室(撮影は先生です!)
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高校数学教室/福岡
高校数学教室/福岡
■報告を読まれる前に
下記勉強会の報告はその当時、当時のフライヤー(校門ビラ)や新聞折り込み広告に使われたものです。字数や媒体の制限から、統一性がなく、見難いものになっていますが、共通していることは、
「目の前に参加している生徒目線で4時間の勉強会を進めている」
「生徒に、負荷と達成感を与え続ける4時間にしている」
普通の授業形式は先生にとっては楽です。なぜなら、テーマがあり、教材があり、牽かれたレールに沿った解説をすればいいのです(多くの塾は、教壇から見ていて、明らかに自分の授業についてこれない子がいても、何とかしよう、はなく、下のクラスに落とす、事で解決しているようですね)。
しかし、数学教室の勉強会は毎回ハプニングだらけ。
教材が難しすぎたら、教材の配列しなおしをする。そして、鉛筆を、思考を4時間止めさせない。
先生は、ポケットを多く準備しなければなりません(当たり前なのですが・・・・)。
その場で教材を変え、達成感を与える学習を4時間持続させる。
これは相当高度なレベルの教務技能と教室管理能力がないとできない、ありえない、と人は信じませんが、実は、首都圏の理数専門塾では当たり前「スタンダード」なのです。
自分(お子様)が参加したつもりで、お読みになられるといいと思います。
多分、参加者は4時間フル回転状態と想像できるでしょう。
(福岡だから、九州だからといって手を抜きません。もし、高額な、家庭教師、個別指導を受講されている方は、下記を参考にして、先生に様々な要求「リクエスト」をされるのもいいと思います。マニュアルどうりではトントンな仕事ですから)。
■2010/10/11キャッチアップ勉強会・秋内容報告
正直、久方ぶり凄い勉強会でした。
前のももちパレスの時は、修猷館との授業がバッティングしていたため時間不足に陥り、内容を深めることができませんでしたが、今回は、たっぷり、4時間とれたので、内容充実の勉強会となりました。
では、内容を報告いたします。
始まりは久留米附設高校1年A組(高校入学組)の生徒のオーダーからでした。
勉強会が始まるにあたり、彼女を問診するのですが、既に附設では、 数Uは指数、数Bはベクトルをやっているとの事!
そして、中学から続けている学習塾高等部でDVDによる予習を行っているが、定着に不安を持つこと。
4ステップの問題を自力、自学で解いている!こと。
これらを勘案して、指数の再導入→計算演習→対数の導入→計算演習そして、ベクトルの再導入を4時間で行う、という処方を提示しました。
簡単すぎる内容は飛ばすと言うことで(中途入会のケースは本当に手探りになる)、4時間の勉強会の設計図が完成、実行する事になりました。
ここに、修猷高1、福岡教育大付属中中3の会員がこのプログラムに合流し、勉強会が始まりました。
まず、指数の導入→指数関数と進み、演習を行います。指数がある程度自由に使える事を確認できると、対数の説明導入へ。そして、対数方程式と進みました。
ここで、附設高1の彼女には慎重に解く事を条件に、大学への数学「三関数の問題」バッグナンバーを渡し、自学し、分からないところを質問に来るよう指示(三関数シリーズはA問題、B問題と表記されているが、実際は高校の授業、教材のレベルを跳躍しており、相当難しく、へこむ。このことに注意して、解いていくよう指示した。尚、「1対1対応」シリーズはさらに飛躍し、類題もないため、定着に難があり、使い方次第では、超非効率になる。「大数」の使い方は実に慎重を期さねばならない)。ベクトルの導入に移りました。
六角形や成分など、基礎的な事を説明し、演習に入りましたが、附設高1の子には簡単すぎたので(学校で理解済み内容)、急遽、一直線上の問題、一次独立の問題に跳躍しました。
問題は付属中3の子や軌跡を全くやっていない修猷高1の子達です。
附設の子にはしばらく耐えてもらい、内分外分の説明や定点Оの意味などから積み上げの説明を短時間に行いました。
そして、いよいよ、一直線上の証明問題の導入を行いました。
相当、慎重に行いました。なぜなら付属中3の子は(修猷高1も)人生初めてベクトルなるものを知ったわけですから、最初が肝心です。全員いやにならないよう、嫌いにならないよう、苦手意識をもたないよう気を使いました(超簡単にできるんだのエアー感が大切です。中学生でも分かるように説明します。難しい説明は誰でもできますし、ひょっとすると、難しくしか説明できないと言うことは、説明者の理解が深まっていない、もしくはその事実に真理が備わっていない〜リチャードファインマン〜ともいえるのです)。
そして、いよいよ、一次独立です。
修猷高1は数Uもまだ未履修なので恒等式も知りません。恒等式の説明から積み上げ、一次独立を説明しました。
そして、解かせます!
全員、もう、典型問題は解けるよう仕込んだと思います。数学教室伝統のベクトルプリントを配布し、レギュラー授業で消化する事を指示。無事勉強会は終了しました。
今日の勉強会で、指数導入から対数関数まで、と、ベクトルとはなんぞやから一次独立までの説明、質疑、演習を一気に終わらせたことになり、これは、自分でも驚きました。生徒もよくついてきた。問題も解けている!(この模様をユーチューブに残したかったな〜)。でも、改めて、久留米附設の凄さを思い知らされました(特に修猷の高1は衝撃だったと思う。同じ高1でこんなに違う事がはっきり分かったので)。
今回の勉強会は入門、導入レベルでさして高いレベルではなかったが、生徒の数学の世界を急拡大させたと言うことでは(自学できる状況まで育てた)久しぶり充実したものとなったと思う。
次回11/3の勉強会は附設高1A組の進度を逆算すれば、ベクトル方程式と数列か微積となるのだろうけど、そろそろユーチューブ考えないといけないかなぁ、と思う内容でした。
■2010/07/19キャッチアップ勉強会内容報告
ももちパレス、まどかぴあでの勉強会であったが、前者は15名ほど、後者は25名程の参加者だった。
ももちパレスでの勉強会は、残念ながら、修猷館高校の授業と前半バッティングしたため、正味二時間半の内容になった。
場合の数のフォーカスゴールドを説明→解くの繰り返しを目指したが、時間が余りにも短すぎだ。
三時間過ぎくらいから、前後の知識が融合する領域になるので、問題の消化が劇的に増えるだけあって、残念であった。
約数の和→選ばれたカードでできる三桁の整数の和とフォーカスゴールドは問題構成をりアレンジできるのだけど、流石に高1が得心するには難しすぎて、やはり時間が必要だった。
しかし、日々演を着手している修猷高3組に同問題の説明を求めると、「あの問題ですよね」と満足な説明を得る事ができた。
無学年制の良さが発揮されたようだ。
時間がなかったとは云え、順列の基本的な事は押さえ、フォーカスを「めくった」のだから、自学のきっかけにはなったと思う。
あとはレギュラー講座で例題の説明→解くを繰り返し、二項定理までいけば、日々演で鍛えたい(筑紫丘高1理数科グループ、及び附設中3グループはすでに日々演に入っているが、修猷高3でもきついので、消化量は極端に落ちる→夏休み行うのが望ましい)。
尚、修猷高2、西南高2にはゼロから漸化式を、筑女高2には空間ベクトル方程式を、泰星高1にはベクトルをゼロから教え、遅れてきた修猷高3理系には媒介変数表示と場合の数の説明を求める事ができた。
8月のパーフェクト編で補完し、日々演が解け、説明できる修猷生を一人でも多く作りたい。
まどかぴあは超濃密な勉強会となった。
春日、筑紫丘、明善、他高1、福女、雙葉中3に三角比をゼロから導入できた。
まづは360度までの表→サインからコサイン、タンジェントを三平方の定理で求める→三角方程式→三角不等式と進む。
四時間後には個人差はあるが、理数科の子は加法定理、で合成前まで、春日の子で三角方程式までは進み、おおむね三角比でひるまないようにはなった。
筑紫丘高2はベクトルの一直線上→一次独立→内分面積比→領域と進むグループと微積分の先取りする理数科グループに分け、春日、筑女、大宰府高3文系組が合流。
附設高1はシグマまでの数列の説明で筑紫文系高3と合流。
附設高3は大学への数学7月号の日々演の流し+東福岡高3理系の解法の探求U積分難問演習。
過去行われた、伝説の海の日勉強会に比べレベルは格段下がったが無学年制ゆえの教室総動員体制て充実した4時間とったと思う。
次回のパーフェクト編までにはレギュラー授業で三角比すべてを終わらせ、日々演を考える8月の勉強会にし、伝説に近づきたいものである。
■2008/10/26キャッチアップ勉強会内容報告
久留米教室にて数学のキャッチアップ勉強会を行いましたので、ここに報告します。
四時間の勉強会と言う事で、明善理数科の高1生には予習と言う事で、剰余の定理、解と係数の関係のセクションの予習を完了させることにしました。教材がフォーカスゴールドなので、その中の問題を絞りかつ順番を巧みに入れ替え、四時間で完結するプログラムを編成。ばしばし解いてもらいました。
附設高1高校入学組には前半はベクトル方程式をセンター過去問で、後半は指数・対数の予習を行いました。
後半部分には明善理数科高1の子も参加できるように基礎的な内容からの将来の拡張に留意し、いっしょに学びました。
附設高1は赤チャートなので問題のセレクションを慎重に行い、時間内で消化不良がおきないようにセレクションしました(これが案外重要な事で、ただ闇雲に先取りすると自信をなくし、楽しく勉強できなくなります。何よりも楽しく勉強できる事が成績を上げるには一番の近道なのです)。
他方、中学入学組の附設高1には数V微分の予習で、まず、連続性について、微分可能性について、と進み、指数・対数・三角関数の微分まで進みました。
さすがに、附設高校組高1、中学組高1、明善理数科と良質な中学数学力と耳を鍛えているので、ピュンピュンとしゃべった事を吸収していきます。その吸収する理解の速さを最大限活かす説明をいかにするか、楽しく数学するか、が主催者側に要求されるわけです。まぁそう意味で今回の勉強会は予習の量(一貫高1で数Vの、高1で数UBの先取り〜参加メンバーも強力だけど、やっている事も冷静に考えると凄い!ただ先取りをするだけの塾はあるが、楽しく予習している所は福岡にはないと思う?)と生徒の目を見る限り、生徒の要求を満たし、かつ生徒の能力を引きだす事ができた勉強会になったでしょう。
追記◆あとで問い合わせがあり、気づかされたのですが、数学教室で「楽しく予習する」事ができるのも、一貫の子であれば、中2の三学期、一般の子であれば、高校入試終了後三月から入会して、数学教室でこつこつ予習しているからできる「境地」であって、数学教室に(ピンチになって=喉が乾いてから)行って、誰でも「楽しん」で数学をできる訳ではありません。
中学数学と違い「ばんばん」高校の授業は進むので、入会が遅れた子は、問題を読む所から人に尋ねないとできない、答えを見ても自力では分からない、もちろん学校の授業もついていけない、宿題も人のを写す。こんな感じになってしまい最早数学は楽しく解いていけない。もう目先の点数、順位、宿題の提出に追われていて「考える時間」より、「量をこなす時間」を優先しています(特に上位校の成績中下位者の崩れ方は目を覆う〜小中時代に授業・映像を眺める事に慣れ、知識習得を反復テストに頼り切った子は、自分で「さばいていく」自力がないので、高校数学の莫大な量を処理しきれない。数学教室で春から、自力と耳を鍛えていて「ぴゅんぴゅん話を理解する」会員との差は歴然)。
高校では補習もあり、塾は行かなくてもいいと言われて数学教室との縁がなかった子。
数学教室を知っていたものの、中学入試、高校入試でお世話になった塾に引き続き契約し、数学教室との縁がなかった子。現在在籍している生徒のようにとは行きませんが(今から入会したからすぐにあんな凄い偏差値はとれません!)、今後、入会が遅れた子が数学教室を利用して、自分の夢を叶えるため、選択肢を増やすためにキャッチアップする場(勉強会)を多く開催し、会員とともに「楽しく」数学を学ぶ機会を作らないといけないなと感じました(HPをよく更新して見て下さい。あと、現在通ってある塾、予備校との契約が残っている方で数学教室に転塾を希望する方はご相談下さい)。
■2008/10/13キャッチアップ勉強会の報告
藤崎で8時間、まどかぴあで4時間行われた勉強会について報告をします(今回は藤崎について報告します)。
藤崎では修猷館生にとって予習にあたる、場合の数、確率の予習を行ないました。
午前中はどうしても単元の性質上「自分で考えて解く」事がメインになるので、基礎的な問題をひたすら解くだけの平穏なスタートとなりました。
毎週定例の授業(レギュラーと呼んでいる)で指定された問題をひたすら解くだけなのだけど、この解く事を飛ばしては基礎力はおろか応用はできません。
正午ぐらいに差し掛かった時、Hの問題までたどり着く。
そこまでは自力で解読する力にまかせ、手とり足とりは一切しませんでした(Hについてはいろいろおいしい説明をしました)。
他方、西南一貫理系組は行列なので、なぜ「列行」でなく「行列」か、からレクチャーし、ベクトル、特に内積との関係、写 像、そしてベクトル→行列と進むためのインフラ整備に午前中三時間をあてました。
文系の高2はほぼ高校数学履修完了しているので、空間ベクトル(空間の平面の方程式を駆使する)か激しい微積(昭和60年代の東大、一橋大の過去問)を演習しました。
高3理系と附設高1の会員にはバームクーヘンや微分方程式の演習でした。
途中で西南の中3の子が来たので、正弦余弦定理がおちつき、二次関数かと思いつつ、今日は長いので絶対値の場合わけを教え、ニューアクションを解かせまくりました。
教室内では相変わらず生徒にとってお付き合いなしの、無駄のない「マルチ(いろいろな単元が教室で同時平行で進行するの意。高度な教室管理と教務力が必要とされる。首都圏にある数学専門塾の超トップレベルコースの内容と同等である)」状態になってしまい午後からの授業が慌ただしくなりそうな予感が漂う静かな午前中でした。
食事は各自自由に取り、メンバーがそろったところで午後がスタート(正午ぐらいにアメリカ国債のレクチャーをしました〜余興ですが・・・)。
まず行列の1次変換を軽くレクチャー。コピー機の仕組みを披瀝。続いて、高3、および受験生に匹敵する学力を有する低学年の子に整数の入門的プリントを配付。ドリルのように演習開始。
すると午前中種を蒔いた場合の数で、円順列の区分なしバージョンとなり、教室は騒然。「あーでもない、こうでもない」と先輩、後輩入り乱れてのディスカッションに。
CやPの良質な使い分けを身に着けて行く貴重な「瞬間」がやっと訪れます。
また、微積、ベクトルの難題組は、高3が高2に教え、共に解き、発見を積み重ねる作業が繰り返されました。午前中とは全く違う教室に変貌したのです。カオス状態の二時間が過ぎ、バスが遅れた?と言う理由で修猷館の高2生が来場。
「微積の予習をしたい」とのリクエストがありました。
教室がある程度落ち着いて来た(問題の分からない部分が消化されたの意)ので、急遽微積入門を始め、そこに西南中3、修猷高1も参加と超脱線状態になりました。
しかしながら二時間もあれば、増減表まではリニアに進行。接線を求める時には「深く感動」と進み、藤崎の勉強会はあっという間に過ぎて行きました。
後述している2000年の勉強会と比べ、レベルは高くなかったかもしれませんが(その後、ほとんどの参加者が有名大学に進学し、日本、世界?中で活躍しているから、比較にならないかもしれませんね)、連続時間の学習は、生徒の力が非力であっても、段取りを積むと、そこそこの問題の域に到達するのだな、と言う事を実感させます【追伸★この勉強会に参加した修猷館生が後の校外模試で強力に成績が伸びた子がいます。正直、これまで悪かったのでほっとしました】
八時間もあると、予期せぬ方向に授業が進みますが、今回の勉強会も、午前中に蒔いた種=問題の共有を通 して、午後になる頃には、高いレベルで生徒同士の熱心な議論が展開され、おまけに微積入門がついてきたので、案外おいしい勉強会だったと感じました。
■例年夏休みまでにやっている事=2001/夏告知・数学教室分より
高1・私立中3数学
指導方針
数学教室では春休みから随時「高校数学予習講座」と題し、新高1・私立中3年生に対し、「2次関数」の予習を行った。
3月の第2週から二次不等式→絶対値場合分け→二次関数と進む数学教室黄金のプログラムは、ほぼ筑紫丘の6月分までの高校の予習であり、高校入試の勢いで大量 の問題を解き上げてもらった【中高一貫校中学3年生にとって小学校以来のハードな勉強だったようで、残念ながら今年も脱落者は発生したが、高校数学に対してそれなりの覚悟が芽生える機会となったはずだ。】
その結果として元来から高校での授業スピードに耐え得る生徒には極めて高い結果を、また弱者は弱者なりに覚悟と穏便な成績結果 で一学期をしのぎきり、破局的な事態は避けられている。
しかし、4月以降、高校の数学を中学の延長的認識で取組み、入会が遅れた生徒は依然深刻な事態は続いている。
このような生徒にラストチャンスが訪れた。そう夏休みである。
大半の学校、即ち、東明館中、筑紫女学園中、筑紫高校、春日高校は二次関数系を1学期で終了させているので、その演習と確率系をこの夏課外で行うと想像される。そして二学期にはセンター必須の三角比に進む事になるはずだ。
他方、筑紫丘高校・久留米附設中はすでに三角比まで進んでいるが、久留米附設中は長期休暇、筑紫丘は大運動会と進度は幾分停滞する。確率系までは進まない。
そこで夏前半は前者グループに三角比の導入を行い、二学期の憂いを減らす。これは五月の連休までに久留米附設中グループが行ったプログラムであり、実績は附設中会員で実証済み。優秀な生徒にはセンター過去問のオプションがつく優れ物でモチベーションの維持に努める。後者グループの即ち、筑紫丘弱者には復習として最適なプログラムとなる。
筑紫丘・附設中グループには、確率系を「高校への数学」レベルから積み上げる。目標はセンター過去問だが、前者グループと共に教科書での導入をはずさないので、良質な予習となるはずだ。
お盆あけからは、弱者は実力テスト対策で判別式・二次関数場合分けを徹底する。例年、各学校の夏課題が集積するので、それで反復練習させるつもりだ。
レギュラー会員は数列・指数対数三角関数、軌跡領域に進み高2弱者と同メニューを準備し、偏差値80台を目指す。
高2数学
指導方針 【附設等一貫高1含】
高2・一貫高1は高校の進度がばらばらであり、かつ生徒の能力も様々だ。
数学教室では「予習」という形式で統一指導に当たっている。
例えば進度の遅い順に大別するとA⊇指数→数列と進む筑女一貫高1・春日高2。B⊇軌跡最中の久留米附設高1、筑紫丘・福女・筑陽高2。C⊇ベクトル最中の泰星・東明館高1、筑女・西南一貫高2。D⊇複素数平面
の筑紫・筑女一貫高2。E⊇全て完了の久留米附設・東明館高2のA〜Eの5グループに大別 され、それぞれ予習プログラムが施されている。
もう、お気づきの方もおられるだろう。全てのプログラムは他校でも、例えば、筑紫丘の予習としても耐え得る絶対性を持つ。また、個別 と云いつつも教室同時マルチ進行なので、弱者は何時でも他校生に混じり復習出来る環境を構築している。全国偏差値70という強靭な記述力の源泉はここにある。
高3数学
指導方針 【附設・ 東明館5組・西南一貫特理 ・泰星理系各高2生含む】
当教室の効用は予習にある。よってその最大効用は高1・2それもかなり早い段階での入会が望ましい、と考えていた。
しかし、最近高3からの入会希望者が増えている。何故彼らが数学教室を選ぶのか?数学教室の何がメリットなのか?その秘密は「予習なしで数学が基礎から修得できる」ところにあった。
高1・2生の予習。すなわち全く白紙の生徒に数学を伝授する。高1・2にも解るシステムならばいくら高3数学弱者と雖もスムーズな復習が出来得る。
例えば久留米附設中3年生がやっている「大学への数学」7月号の不等式の特集は筑女一貫3年文系生徒も解いて同時進行している。筑陽一貫高1は漸化式に入ったがそのレクチャーを必死に聞き入るのは意外や高3生である。ベクトル・複素数平面
のレクの時は必ず高3生は聞き耳を立てる。
質疑応答は高3生にもさせるから、自分の不理解を激減する作用も働く。
このように「学年フリー」の「ボーダレス」状態が教室の普通の風景であり、強力な反復学習空間を創造する。
他方、数IIICの予習も無論万全だ。
「数学教室で予習しているから高校の授業中、説明を聞きながら先の問題を解く余裕すらできた。」筑紫丘高3下大利君【現九大生】「ここの数IIIを習っていない同級生はどうやって学校について行っているのか」筑女一貫高3きりんさん。
漸化式・極限・微分・積分の一連の予習資料は元来大好評だった。さらにこの数年で区分求積・極座標=二次曲線・HCとさらに充実。
これらプログラムは予習教材として久留米附設高2生に援用でき【多分、高2トップレベルの東明館5組、西南一貫特理、泰星上位 者、も耐え得ると思われる】現在では彼らの質問するポイントも3年生とさして変わりないくらい対等なパフォーマンスを示している【来年が楽しみ】。
最後に「東大・京大・医学部級」を目指す会員にはmod数論・射影ベクトルパラメーター求積・二次曲線と極方程式・固有値とn乗など「美味しい」学習機会を提供し差をつけているのだ。
■2000/7/17海の日朝から勉強会の報告【参考】〜昔も今も変わりません
高校の先取り学習から「大学への数学」まで数学教室ではこの夏も合同勉強会を催しています。既にこのプレスが発表される8/1現在、3分の1のプログラムを消化したことになりますが、その一つである7/20EX複素数プログラムの様子を報告し、参考になれば幸いです。
祭日の20日「まどかぴあ」で行われたプログラムは「大学への数学」過去4年分を参考にし(東京出版許可済み)入試問題を精選した複素数演習であったが、何と参加者にとって平易な部類との事!それもその筈、参加者20数名の大半が附設生で、他は東大や国立医学部を志す筑紫丘・筑女本中・大濠特進等各高校上位
者中心のラインナップ!急遽、主催者は名作かつ難解である平成2年東京大学入試「空間上の光源と物体の影の軌跡」問題解決への道筋をつける講習と発展させた。
主催者の適切な「助言」と参加者の絶妙なる「閃き」のコンビネーションにより、解法が多岐にわたり発見され無事勉強会は終了。後日参加者には全員分の解答解法と派生類題を纏め送付。「大変刺激になった」(久留米大附設3年)「自分にはちょっと難しかったかも」(筑紫丘3年理系)と感想。この日はEXとハードな部類であったため後者の筑紫丘生には予習なしのBASICの勉強会の方が適切だったかもしれない。しかし「見せるだけ」の授業ではないので得ることは絶大であったと思う。「(今日1日だけより)中3・高1から毎週参加していれば・・・」新規者共通
の感想であった。
■2000/春新聞広告=数学教室分より
自分独自の勉強論を
語れればもう本物
よく生徒から尋ねられることに「どの問題集がいいですか」「どこの予備校がいいですか」とか「講座はちゃんと出席した方がいいですか」等がある。
私は『どんな本、どんな先生、どんな授業・学校で学ぼうとも要は「自分」であり、それらは「きっかけ」に過ぎない』と答える。
受け身人間伸びても
偏差値50+α
高等数学はどんなにレベルの高い高校の授業でも、その範囲内容だけで偏差値70以上を採るのは難しい。何故なら中学の時に比べ修得すべき題材が多く、授業だけでは100%網羅できないからだ。授業や課題だけでは全国偏差値50+αの情報量
が精一杯だろう。では、偏差値70を越える生徒はどうしているのか?彼らは間違いなく、それぞれ自分の中に高等数学を表現するに相応しい技術を創っているのだろう。
この「高等数学を表現するに相応しい技術」はどのようなものか。この完成型は残念ながらない。人間人相が異なるように、成績上位 者の学習技術は人それぞれなのだ。ただ傾向として「人が苦労する前にすべて済ませている」ことは確からしい。
高校のスピードに
ついてこれない子
=平均未満→脱落
逆に「脱落」する生徒の共通点はよく「見える」。そのような生徒はだいたい課題や宿題をするのに「時間がない」と嘆くケースが多い。高等数学を修得に耐えるスピードがないのである。
おそらくその生徒は高校受験時代「時間物量型」で成績を維持していたのだろう。高校の課題は高校受験の数十倍だからパニックになるのは当然だ(中学時代に比べ一日の時間、24時間が増えるはずはない)。
また、高校受験時代に塾に投資することで「自塾が最高」という解りやすいテキスト・プリントを手に入れ成績向上を計っていた生徒も成績の伸びは悪い。
だいたい学校が高校受験塾が作るような解りやすい教材を準備してくれやしない。いや、「解き方がない・わからない」難解なプリント・テキストを毎朝強制され、その難しさに混乱する。
つまり冷静に考えれば自分の力で勉強することなく、他人(塾等)の力に完全に依存して、高校に合格した生徒は入学した時点で「脱落」するのは確定的なのである。
高校受験時代に高校レベルの学習に耐えられる技術を作れた人はいい。しかし、それが出来なかった人は高等教育を修得するに相応しい技術を醸成しなければ、今のままの成績が卒業まで続くことになりかねない。
学校の授業を機能させ
まず余裕を創る
数学教室では「知識や情報の提供」に留まらず、「高等数学を修得するに相応しい技術」を醸成する。ただ生徒の前で問題を解いて見せても本質的に成績が上がらない子には時間と費用の無駄
にしかならない。だから、ここは家庭教や個別指導系のような「明日高校の授業でわかる課題の解き方を教える」ところではなく、中学塾の延長すなわち「定期考査のための補習塾」でもない。勿論「知識と情報を陳列するだけ」の予備校とも本質的に異なる。
成功のレールを示す
数学教室は「出来る生徒」になる「きっかけ」を提供するところである。出来る人は学習効率が高い。そこに近づけるため、まず生徒の現在位 置を確認し「希望校」までの距離を逆算。道筋をつける。ただ闇雲に勉強しても結果
はでない。次にそれを達成するため「個別」に具体的プログラムを決める。理想論を語ってもだめだ。段取りをつける、それも直線的に。
集団の中の実践演習
多様な表現を醸成
次に教室の「集団」の中で「実践」する機会を与える。1人では勉強はしにくい。心強い同志が代え難い勇気になる。「数学教室」は一言で云えばこのような過程の実現をアシストするところなのだ。
ここの生徒は、自分独自の勉強論を持ち優秀かつ個性あふれる生徒が多い、とよく云われる(卒業生は塾講師&教育実習生として成功している人が多い)。
しかし彼らも最初はそうではなかった。どんなに勉強しても成績が上がらず苦悩していた時、偶然数学教室を知りそれが惨状を変える「きっかけ」になった(ちらしを捨てなかった)だけなのだ。
「どうせ同じ努力・勉強するなら行きたい大学・学部に行こうじゃないか」
■例年ゴールデンウィークまでにやっている事=1999/春告知・数学教室分より
99年3月春カリキュラム概要←ここが他と違うのです!
高1・私立中3数学
指導方針
高等数学の修得に耐えられるスピードをここでつける
数学教室では春休みから随時「高校数学予習講座」と題し、新高1・私立中3年生に対し、「2次関数」の予習を行った。それは今授業でやっている「因数分解」と比較にならないくらい、「2次関数」は難しいからである。
今は高校に入学したばかりで、どこでもゆっくり解りやすく授業をしているようだ。しかし、5月の中間考査後から7月1週目の期末考査までのわずかの間に「2次関数」を履修させるわけだから、授業は相当加速し、それについて行く能力が必要不可欠となる。
当教室では各自高校で使っている教科書・問題集の「2次関数」部分を徹底予習している。高校が違っても題材・出題要点はほぼ同一なので他校のテキストも回して類題を多く解かせ、高校数学の難しさに慣れて貰っている最中だ。
もちろん個人による能力差もある。しかし、出来る生徒には徹底的に進ませる。それはもう一つの高1コース・筑紫女・東明館・筑陽・ミッション等の一貫高1会員に追いつかせるためである。彼らはかなり高度な「2次関数」を現在7月の進研模試に向けて演習中なのである。
もう既に筑紫丘・福岡雙葉・明善の会員は一貫生をターゲットに入れている。4月第3週で2次不等式はほぼ完成。もう一緒にやっていける状態だ。
他方、一貫生の数弱の生徒も新高1と同じメニューで復習出来るわけでメリットが派生する。
我々はさらに4/29の全教室合同勉強会で、朝から一日かけて連続的に「2次関数」を修得させ、他の会員も彼らに追いつかせようという「野心」のある企画を準備している。筑紫・筑紫中央・武蔵台・九産・筑陽等の後発組会員にチャンスを与えるわけである。
このように教室全体で予習・復習の反復作業が個別にも拘わらずハイレベルで繰り広げられているから、不理解な部分は激減する。このペースでいけば、例年どうり全国偏差値70台をゲットすることは難しくない。
しかし、会員全てがそう順調にいくとは限らない。因数分解で躓きまくっている生徒もいるのは事実である。だからこそ、今、高校が「2次関数」に入る前に高校の授業の速さに耐え得る学習能力を各自養成すること。これが最も重要なことだと考えている。
高2数学
指導方針
高2は高校の進度がばらばらであり、かつ生徒の能力も様々だ。
数学教室では「予習」という形式で統一指導に当たっている。
例えば数B系の福岡雙葉・西南の会員は既にベクトル1次独立の予習は完了しているし、筑紫・大濠等の他校会員もこのペースについてきているので高校に遅れは取っていない。
数II・軌跡系の筑紫丘の会員のケースは高校がむちゃ速いので、その授業の一歩先の理解困難が予想される重要問題に絞り解法と軌跡とは何かを教授。「すごく役に立った」と好評だった。もちろんこれはプリントとして残り加筆訂正のニューバージョンに発展。他の高2・一貫校生のために使用される。
こんな具合で当教室の高2コースは個別対応にも拘わらず、高レベル学習を持続発展させる事が出来るのである。
高3数学
指導方針
当教室の効用は予習にある。よってその最大効用は高1・2それもかなり早い段階での入会が望ましい、と考えていた。
しかし、最近高3からの入会希望者が増えている。何故彼らが数学教室を選ぶのか?数学教室の何がメリットなのか?その秘密は「予習なしで数学が基礎から修得できる」ところにあった。
高1・2生の予習。すなわち全く白紙の生徒に数学を伝授する。高1・2にも解るシステムならばいくら高3数学弱者と雖もスムーズな復習が出来得る。
例えばベクトル方程式。5/5に2年生数B系の生徒のため勉強会を開くが、実際参加するのは高3が中心である。また、数 I・Aのみが必要である春日・筑紫中央の看護系高3生はここで高1と同じプログラムを消化している。数II軌跡系・筑紫丘高2スペシャルプリントはパラメーター処理の類題として、高3の多くがセンター対策として使用している。東明館中3年が使った漸化式、久留米附設高2生の複素数平面
入試問題セレクションなどは高3新規入会組に転用される。太宰府高校の新規高3生はセンター対策として、一貫高1とともに判別 式を演習している等等。
こんな感じで、「学年フリー」の「ボーダレス」状態が教室の普通の風景である。
「数学教室で予習しているから高校の授業中、説明を聞きながら先の問題を解く余裕すらできた。」筑紫丘高3下大利君の弁だが、最近は数IIIの資料も充実してきた。漸化式・極限・微分・積分の一連の予習資料は昨年大好評だった。高3は理系組は高校間格差は設けず、武蔵台・筑紫・筑紫丘・筑紫女・福岡雙葉・筑陽・東福岡の各会員に昨年好評の課題を与え同時に進めている。入学時の成績は差があるかもしれないが、現在では質問するポイントもさして変わりないくらい均質なパフォーマンスを示している。
最後に九大より上を目指すなら、記述論述対策として「粘り」をつける演習も大切となる。昨年はこの育成のため「東大京大級」の問題を演習する「スペシャルステージ」を行った。今年もそのノウハウは準備されている。
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