入会を希望する方は必読!
〜2000年版〜

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00/12/25時間割より
数学教室21世紀
今回、年末年始の時間割と云うことで以下の点に細心の注意を払い組み上げている。それは、必ずどこかの教室が開講しているようにする。他教科の勉強会との整合性を計る。個別事情への留意から事前通告先、即ち連絡先を明記した(聡明な諸君ならこの電話番号を有効に使うだろう)。
上記配慮は史上最大のセンター期日繰り下げの影響で、まだすべてのプレーヤーに学力乱高下発生の確率が高く見積もられる。継続性及び生徒個別に即した対応、平たく云えば「世間が慌ただしいこの期間、必要な物を確実に消化したか」で「手に入るものすら、手に入らなくなる」訳だ。これは「受験生はこの期間絶対勉強する」と云う初期設定条件から逆算した極当たり前の真実であり、自分に必要ない学習に時間を費やした者ほど大学の選択肢は減る(ちなみにこの終結が見える全員競争状態を世間は「チキンレース」と云い、ウォール【金融】街では日常茶飯事である=金融界は毎日がセンター試験【午後3時】みたいなもの)。
さて、新月謝体制(3,800円→4,400円)になり1年が経った。週1回1,100円体制だ。ではあなたはそれらけの価値ある学習をやっているのか。1回1,100円と云えば、参考書が一冊来る。年間に50冊買える値段だ。他に比べれば安いと感じる月謝も視点を変えると決して安いものではない。僕は平成5年6月光が丘で開講して以来「今日、果たして生徒にそれだけの価値を与えたのか」を片時も忘れたことはない。僕は今日に至るまで、学校の宿題を消化する場に1,100円を使わせるのに強い抵抗を感じていたし、それは今後も変わらないだろう。それは自分の語彙の中に「詐欺」なるものがあるが、それに抵触してしまうからだ。何故なら、宿題は家でもできるし、いづれ学校で解決されるものだ。踏み込めば、宿題は学校が作ったストーリーの断片であり、となりについて板書の仕方を教えるだけでは、一過性の満足は得ても学校の中での序列は変わらない。やはり数学教室は学校の予習であり、「大学への数学」レベルのプリントをやって、それを武器にして、順位の序列を崩す事で初めて1,100円の効用がある。
採算に走るなら、市場、即ち今流行っている家庭教師・個別指導・中高一貫コース的な復習的指導をするべきだ。月謝も1,2~3000円程度にすれば他よりまだ安いし新聞とかに広告が入れられる。有名になる。人も集まる。しかし僕はすべてに於て意味のないことはしたくないし、あなたたちもそう努力しないと21世紀はいいことばかりではないと思う。

00/12/06時間割より
朝から勉強会00→01
福岡雙葉の三者面談は12日前後から始まり、その際進研模試の結果が手渡されるとのこと。そろそろ高校内の試験と全国レベルとのギャップが埋まらなくなってしまう時期で、期末が8割でも、進研で2割以下なることが珍しくなくなってくる。「学校はいいが模試は・・・・」日々の学校の課題に追われる諸君にとって、模試対策や復習は二の次でしかない。
このほどの「朝から勉強会00→01」は日々莫大なプリントに追われ、睡眠時間の確保に奔走する諸君に、全国レベルとのギャップを詰める希少な機会となるはずだ。何故ならば、次のまとまった休みは春休みまでないのだから。
高1、高2そして中3はセンター対策授業で復習を、また単元別勉強会で徹底した先取り学習をして欲しい。高3は逃げずにこの機会を利用して、再度、基礎事項の確認をするとよい。単元別の再確認作業は多くの発見はつきもので、本番型テスト形式の問題演習にない効率性が実はある。基礎学習にあせりはつきものだからこそ、勉強会で集中処理するのは理想的ソルージョンなのだ。
文面趣旨から察するように未修者すなわち学校でまだ習っていない内容でも数学の勉強会については対応するつもりである。勿論「大学への数学」レベルの学習で偏差値80台を目指すこともアシストしよう。そのためには事前通告が不可欠だが、ベクトルはDr.村上096-3××-23××、複素数平面は北島マヤ090-73××-99××、確率はゆきのり小川090-74××-45××が担当し個別に事前診断に応じる。他については当方を予定しているがかなり強烈な人材を控えているので請うご期待。
最後に忠告を一つ。高2諸君はこの冬をきっかけに志望校の過去問研究・センター演習を意識し実行すべきだ、と3年生が後悔していることを付け加えておく。

00/11/20時間割より
時間割急変と年末にむけて
先般告知した時間割が右記のように確定しました。この組み合わせが最大公約数と信じていますが、都合がつかない方は申し出てください。精査の上、策(例えば、ツアー=教室をはしごして勉強∽予習貯めする事)を講じます。尚、基本ルール(1講=100分・週1・月4回・月謝4,400円)は不変。ホーム&アウェー制より、事前通告のみで教室の移動は自由です。くれぐれも、このルールを維持するため、欠席については、特に1週間まるまる空白がある場合(必ずそのしわ寄せが前後の週にかかる=課題・プリント・資料を事前準備しなければならないので)、必ず連絡して下さい。
あと予告として、入会についてのルール変更を考えています。本則は約3週間の体験期間ですが、月の12〜13日前後からの見学は事実上翌々月からの入会となり、7〜8日入会の方との公平性が保てません。また、末期状態の生徒(特に高2理系で数IIIが進んだ場合や高1二学期段階で二次関数すら危ない等)の場合、入会後、即、私文転向→引退のケースは数限りなく思い浮かんできます。あまり、長期の見学=猶予期間を与えない方が好ましい(見学なぞ生ぬるい事を云う場合ではない)ケースがあるということです。詳細は後日発表しますが、2001年1月から施行する予定です。
勉強会についてですが、朝から勉強会00→01を年末年始に例年どうり開催します。科目、単元要望は受け付けます。12月第1週に校門で配布するので、リクエストは23日ぐらいまでに出してください。確定は26か27日で、1日発表を目指します。完全予約制です。
最後に、時間割を見てお気づきの方もおられるでしょう。休みがありません。これは代講の開催不能を意味します。解決は強靭な自主性を要求するホーム&アウェー制です。何時の世も目的の焦点がしっかりしないと競争に負けます。このことはここでも同じです。自分で自分の席を守ってください。気づかない方、ぬるま湯につかりきって体が動かない方、家庭訪問は土曜の朝もしくは上記時間割のあとの時間になりますのでご了承下さい。

00/11/06時間割より
月の浦数学教室は休講へ
時間割確定は11月6日月曜日午前
大野城南コミュニティ所長との面談次第
月の浦数学教室が休講になりました。これは大野城南地区すべての小地区公民館の傾向ですが、基本年間計画の遵守のため、曜日時間変更を好まない趣旨により、ここ当分はこの結論に至りました。
代替えの教室は大野城南コミュニティでしたが、ある日は「許可」がおり、またある日は「塾は不許可」と職員内部で話が食い違い、所長との面談で決することにしました。
この想像を絶する対応に当方もこの手に長けた第3者を伴い面談に臨みます。南コミニティ「使用許可」内諾後、上記の「?」公民館全てを回り「変更」を取りつけ、最後に、南コミニティが「不許可」を条例根拠なく提示し、かつそれも、統一見解でなく、職員の個人裁量判断(所謂人治国家)を容認することは、「許可」「不許可」関係なく、所長の管理責任能力及び公務員のサービス公平性の原則等の著しい欠落についての議論は避けられません。月曜日次第では本庁でのトップ会談は視野に入ります。
と云うことで今回も時間割は暫定とし、異例の提案という形になりました。ご了承下さい。
00/10/30時間割より
暫定時間割について
11月に入り、時間割が多少、変則になる。これは大石泰市民建設常任委員長の強い推薦(委員長自らが特定の個人を推薦するのは極めて異例)により、(極めて強く固辞したものの)人権啓発推進委員に推挙され、その公務が年度末までにかけて集中するからである。このことは年初から解っていたので、夏にアンケートを行った。日程を変更する代講案か、もしくは日程固定の代替えの講師案か、であったが、後者の希望が多く、講師の人選に入った。
結論を云えば、この仕事を請け負う講師はいない。現在の数学教室のシステムはホーム&アウェー制。生徒の出席把握は生徒のみぞが知る。これを臨機応変に対処出きる人材は九州には限りなく少ない(数IIIまで入試レベルの才能を維持している学生は赤本や問題集の解答作成のバイトをしている関東勢とコネを使わず、厳格に大学院入試を受験する者ぐらいである。また、Q大医学部生でも、ただ受かっただけで、何故そのような(数学の)システムになっているかまで探求してはいない(し、受かるだけなら必要もない)。「皆、賢く、入学した後、大変だと思ったがそうではなかった」と在学生は告白するくらいだ[これはQ大の入試システムに問題があるだけだが、東工大・名大以上は合格に必要なので、究めた学生は勿論多い])。
少ないながらも人材を物色し、交渉に行き着く。しかし、多くは「そのオファではこの仕事は負担である(特に勉強会)」と答える。というのも、かつて地元某総合進学塾の事、筑紫丘出身→某大学航空工学科在籍の学生講師は契約更改の席で「時給は5,000円」と要求し、「自分は京大受験も視野にいれていたんだ」と人に云わせ(勿論受験していない)、要求を通していたのを目のあたりにした(この体質は今でも変わらない)。これが某医学部になるとどうなることだろう?数学教室の月謝はあまりにも安すぎるのか、それとも・・・・・。自己採算制を謳うFCSには学歴による既得権はなく、プライドの高い者は生徒・父兄だげでなく、講師も押し潰されるシステム。かつて筑紫丘上位者→九大現役合格→2週間で開店休業という教室もあった。そんなリスクを負うよりは、医者娘のそばについておけば、お金は貰えて、食事はうまいと来る。では、あなたはどちらを選択する?
深刻な難点はもう一つある。教材である。FCSは教材作成能力を持つ先生で構成されている。この教材作成を嫌うのだ。「テキストを作る時間の時給はないのですか。」ここまで云えば立派な方。自分の頭で教材を作る情熱も作る力も微塵もない(勿論答も作れない・解けない)。これは福岡にある大半の総合学習塾の環境の影響だろう。ただマニュアルどうりやればマックより遥かに高額な報酬が入る訳だ。だからすべて揃ったシーホークの勉強合宿に殺到するのである。
さて、かよう状況の中(くどい言い回しの中で理解して欲しい唯一の事は無能であっても世間は学歴に甘いと云うことだ)、人選の選択肢は立ち消えし、時間帯の移動というそれが残された。筋としては「おおはし日曜朝」「Kゼミ土曜夜or昼」「月の浦火曜夕」「友学館火曜夜」で協議に入りたいが、月の浦公民館が移動を認めないという内示。即ち、空きはあるが、年間契約破棄により、移動=廃講との達示があった。そこで調整案である「月の浦1時間繰上げ」「友学館?」を上申した。結果は10月30日月曜日とのこと。次第によっては月の浦数学教室廃講(主事の指示どうり従えば)もあり、今回の暫定の時間割とするわけである。

※参考資料
3週間の無料体験期間、
作文そして月謝4,400円・入会金不要
数学教室では約3週間の無料体験期間を設定しています。これは無理に入会させて「イメージが違う」「話しが違う」ということですぐ辞められるの厭だという単純な理由とあまりにも他とかけ離れた当教室の方針を理解して頂くのに必要な時間が最低3週間ぐらいであることからです。また、入会の際、作文の提出を要求するのは、極めて短時間に小中9年間で固着した成績を飛躍的に改善するために生徒の現状をいち早く掴むのに必要であり、他方、生徒の要望も同時に聴取出来るからです。過去に於て、月謝の安さで安易に入会させたご家庭の向きもあり、最初は熱心だが、続かない生徒・家庭に費やすエネルギーを熱心な生徒・家庭に費やすため、700字という字数が定着した経緯があります。月謝は日本経済新聞講読料4,400円で入会金不要。これは公民館という不動産債務を負わない経営形態の賜物です。地元の多くの公民館長・主事の理解がこの形態を可能にしています。尚、月謝は月末払いで、20日の週以降受け付けます。月謝袋は作文と引き換えにお渡しします。

ホーム&アウェー制とは
数学教室では学習の継続性を重視することより、自由に教室間を行き来することを認めています。主に通うメインの会場をホーム。学校行事等でやむを得なく欠席する時、主に出席出来そうな教室をアゥエーとして入会時申告します。
しかし、これは公民館側への年次報告への試算であり、実際は登録以外の教室に自由に参加できます。
参加方法は当方への事前告知のみという極めて簡単明瞭。フリーダイヤルでも受け付けます。
例えば今日授業で急遽単元が変わり相当な予習が必要になった場合、1週間まとめて詰め込みに来ることもできます。過去多くの先輩達もこれでアドバンテージを作ったものです。
また、修学旅行などで欠席が続く場合、期末考査、体育祭前また部活の大会の週はすべて欠席したい場合等、前後の週に詰めて参加することで欠席分を相殺することも可能です(予備校や総合進学塾との大きな違い)。
ただ、このシステムの自由度のため、出席が疎かになる者もいます。
このシステムの健全な運用のため必ず1週内に出席がない時は連絡して下さい。
尚、上記趣旨に従い週に複数回参加した場合でも無論月謝4,400円は変わりません。勿論欠席した場合も同様です(連絡告知があり、正当な事由がある場合は相殺また全額免除する=このことのため月謝が後払い制になっていて、そこで日程調整が話し合われ相殺、全額免除が相議されるが、事後連絡になると「今月は1回しか来てないから月謝を払わない」という要求がまかり通り、きちっと支払った方に不公平感を植えつける。この不公平感の解消が出席数での月謝清算=某総合進学塾のチケット制であるが、これではホーム&アゥエー制は成立しない。よって欠席の連絡はこのシステムの生命線となり、会員資格維持の要件である)。

朝から勉強会とは
1日で1単元を集中的に究めるプログラム。レギュラー内容を1日でダイジェスト。春休み・ゴールデンウィーク・夏休み・年末年始に開催。レギュラー会員(作文提出者)は1,100円、ゲスト2,200円(会員でない外部の方、無料体験期間の方も含む)で参加出き、12年夏より事前参加通告制になった。

00/10/09時間割より
トルシエのことばに見える現実
オリンピックサッカー予選ブラジル戦終了後、フィリップ・トルシエは外国人プレスに饒舌に語った。ワールドカップの決勝リーグには進める。しかし、このチームのピークは(2006年の)ドイツだ、と。フィリップのこのことば中には傲慢とも云える2006年までの契約の延長要求とともに、今のナショナルチーム(シドニーに出場したのは22才以下のセミナショナルチームである)主力メンバーの非力さを明言したに他ならない。フィリップは続ける。ワールドカップ決勝リーグ出場は多くの選手を傷つける事はさけられない。このことばはナショナルチームに選ばれている非力なJリーガーの選手生命を絶つぐらいの(無能なものは無能の烙印を焼きつける)事なしに、決勝リーグには進めないと予告したみたいなものだ。
僕はこのことばに共感を寄せる。何故ならば無能な者は幾ら人気(有名校のブランド)があっても、試合(模試・入試)で無能がばれてしまうのはどの世界でも同じと云うことを。フィリップ程短くないが、かつて東京大学の卒業式で、とある総長が、東大卒という賞味期限はあっても3年、と云う名言を残している。やはり競争の世界は程度の差はあれ現実的だ。
先月は数学教室を引退する者が多かった。学期の変わり目もあり決断する者も多いのだろう。この時期引退する者の共通点は、当方の要求を消化しきれなかった事。甘い言葉で引き留めたり、ハードルを低くはしない。厭、寧ろ、強力な要求をするから引退は早まる傾向へと加速する。ではその要求の根源は何か。それはその生徒の希望校と実力との落差である(断っておくが辞めた彼らが無能であると云っているわけではない。唯、遠回りしただけの話だ。異例の長い体験期間を経た決断を中途で変えるのだから。勿論、遠回りは有能な者はしない)。この落差があるにも拘わらず、悠長な態度を取り続ける者にはその悠長さに比してプレッシャーを付加する。大半は逃げる(休む)。しかし、手は緩めない。妥協しない限り・・・・。すると、確執が生まれる。それでも動じない。無能な者にはいずれ社会が不合格と云う形で烙印を押すのだから・・・・・。普通の総合進学塾ならばこのようなお客さんを逃がす真似はしないだろう(一人の人間に烙印を押されることより、一人でも多くの受講料が確実に入金されることに従業員は大きな関心を払うだけだ)。わたしと彼らの違いは、本当に「受験はそんなに甘くない」事をよく知っているか否かだけのようだ。
フィリップ・トルシエは加茂前監督と違いカズもゴンも起用しないし、名波すら使わないかもしれない。このくらいやってやっと結果が出る事を彼の体験がよく知っているから出来るのだ。