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01/12/24時間割
進研模試の、AO入試の、センタープレのそれぞれの結果が返却されているようだが、自分の希望点数と現実とのギャップをどうして埋め合わせるかを思案している、途方にくれている、それとも投げているのか、各人各様に今日を迎えていると推察される。
日々の生活はメリハリはなく、決まった時間に起きて、学校に通い、課外を受け、家に帰り、食事をし、テレビを見ても心から楽しめず、宿題に追われ、眠たくなる。この繰り返しを5回する。
しかし、先のような数値化された結果や不合格通知は今日までの自己部分否定なので日々の生活に疑念を覚え、変化を求める。
これがうまく働けば、話は簡単だが、安易な時間的変革の帰結として授業を休んだり、こもったりすると、今までの財産すら、機能しなくなりがちになる。
要は、どの作業を切り捨て、使える作業は何だったのかの検証を迅速に行い、修正をかけていくことである。この際立ち止まる事は許されない。
一回学校をさぼり出すと、歯止めが利かない。今年大学に合格した者で自転車に乗って、朝課外に行くことが出来る人間はいるだろうか。ましてや6時間じっと座って授業を受けるなんて出来る者はいるだろうか。
大学生の例えは将来的で解りにくいなら、よく成績のため部活を辞める、おけいこ事を辞めると行動する者の事例はどうだろうか。暇な時間がいっぱい出来たのはいいけど、その人は変わり映えしただろうか。成績を上げるため予備校や塾(数学教室も含め)に行くのも同質だ。そこに行って時間を占有されるが、実際その人は変わったのか、どうか。
今、君達が当たり前の事が当たり前でなくなる事で得られる自己変革に陶酔しきってはいけない。本来為すべき結果は、今の負荷を減らすことなく、切り替えを計る事であり、手段に一喜一憂する姿は幻想に過ぎない。
年末年始はまとまった時間と集団心理によって、自己変革に着手しやすい時期であるから、賢慮をもって行動して欲しい。
勉強会については、裏面の通りであるが、数学教室作文提出者については、はまたけレギュラー分は無料である。しかし、勉強会、レギュラー問わず、一回の出席で単元を究める心算で出席して欲しい。家で出来て、学校で答え合わせをする学校の冬休みの宿題はノーサンキューである。1回1回の出席を重くして欲しい。家で出来る事はしない。外は寒いし、往復時間の無駄である。
尚、14年の定員見込みは右記の通り。これに従い教室を3月再編したい。

01/11/12時間割より
AO入試がほぼ締め切られ、3年生は数学教室に在籍するのもあと僅かとなった。センターまでなら週一ペースで十回は切っているだろうから、一週間で一単元づつ復習しても怪しい。
大きな目標が立ちはだかる時、その前の小事は立派には見えず、寧ろ見えなくなる事すらある。
何が云いたいか。目先の5分、10分を充実させよ。それだけだ。否応なく期限が迫っていて、そこに万全な状態で臨めない自分の姿が見えた時、必ず投げだす自分がある。逃げようとする自分がある。今の姿は本当の自分でない。リセット出来るならそうしたい。次があれば、万全な自分がそこにある。
結論が見えるとき、そして、自分の想起したものより、劣る時、物事は淡白に見える。そしてその取組み過程が「仕事」から「作業」に変質する。
作業は飽きが来る。仕事ではないので面白くない。工場の単純労働はよく事故が起きる。なぜなら、その多くがハプニングの展開がない作業だからだ。
お金を幾ら稼いでも稼いでも、すべて返済に回る借金の多い企業や家計も、また多分今の日本も同質的な先行きの暗さが存在する。この同質的暗さを具象すると、お金を稼ぐ=お金を頂く有難さの欠如がある。諸君らがtotoで5万円が当たったら、その使い道、服を買おう、映画に行こうと明るくなる。しかし、大きな買い物の返済を迫られていて、例えば数千万円の家や、数百万円の車、百数十万円の私大の学費支払い予定を抱えている人にとっては5万円自体がすべてを解決するものではない。
そこで君達は異論を挟むだろう。いくら借金があっても5万円は5万円だ。しあわせだ。あなたは了見がせまい、と。
それでいいんだ。いや、そのとうりだ。いくら借金があっても、ハプニングに敏感になる自分が心を豊かにする。
ここは数学教室で宗教や倫理の説教の場ではない。ただ、受験という極限状態の中で、よりよい状態を切り開けるかについてはサポート出来るだろうし、その努力は社会に出たとき、組織利潤追求という個人才能で抗し難い不利な競争下に投げ出される時に明るく過ごせる練習になるやもしれない。
1週間を一つのユニットと考え、単元習熟を計る。エキスパートになる。一単元でもいいから、エキスパートになれば嬉しい。模試で腕試しをしたい自分がある。模試が作業から挑戦になる。高校生の今の君にとって、5万円が当たったぐらいの効果はあるのではないだろうか。たぶんきっと。

01/10/22時間割より
進研模試の週になった。低学年にとっては年3回の進研模試の週だ。高校によって日程のばらつきが認められるが、だいたい11月3日に集中するようだ。
3年生はこれから始まる模試ラッシュ(「記述式」「特定大学模試」「センタープレ」が各々駿台・河合・代ゼミの三社で開催されるから3×3=9回の模試機会がある)の始まりで多分この日は駿台=進研記述式のそれにあたるようだ。
勿論、すべての模試を受ける人は希かもしれないが、「特定大模試」と「センタープレ」受験者は本番当日のライバル→合格予定者達を多数包含している確率は高い。ならば、この機会に将来の合格者と共に、模試に出る問題パターンから社会の暗記物選択肢、英単語、古文単語まですべて共有しておいた方が得策である。よって、絶対3社とも受験すべきである。
しかし、そういうことは学校は教えてくれないし、結果の落胆のフォローや金銭トラブルを恐れ、請け負うどころか避けがちだ。自分の人生なので自ら当該予備校や天神の大手書店で日程等早急に調べて申し込んで欲しい。
高2・高1・中3そう考えたら気は楽だ。申込から受験まで学校がセットする。しかし、安易な受験は禁物だ。特に筑紫・春日・筑女・東明館・筑陽は特クラの客観的選別&説得材料にするから、試験日まで時計のように計画立てて臨んで欲しい。
次に家庭訪問について。この時期は家族・本人問わず、勉強に打ち込んだものの、想起する結果と自分の姿が合致せず、今後の相談を希望する季節柄である。
基本的に数学教室は常に家庭と話す機会は設けていて、その機会あるごとに何だかの転機と示唆が生まれてきた。過去に於てのスタンダードはフリーダイアルで日時が指定され、教室が終った後、夜11時からの訪問で、早朝4時が過去の記録だが、だいたい1時までには方向性が見出でるような感じだった。そんな夜中ではなく、朝電話でクエスチョンを頂き、思慮の内、夕方教室前の時間にアンサーするのがベストケースであるが、云うまでもなく夕方から夜にかけてが家庭的なのだけど、今年度の会員が要望した選択で時間割が毎日になったのだから、これは仕方ない。
しかしながら、相談は末期より早期の方がよい。特に志望校問題のそれは金銭的現実もある。仕送りは関東なら月15万円、全国的にも月8万円。学費も初年度で私立文系なら100万円。理系はそれ以上。2月の前半に試験日程をしかける大学だと、国立の試験前に20万円を越える返済が利かない一時支払い請求書が来て、過去に失敗した者はいる。それは本来学校の仕事と思うのだけど、何校も受験しろと勧めるだけだったと生徒はぼやく。私は一流でなければ大学が全てではないと思うが、投資にしては余りにも大きく、慎重にすべき買い物だ。二十歳前後の四年間だから。尚、当方の連絡不能日程=公務日程は裏面どうり。ご参考までに。

01/10/01時間割より
いつもだったら、裏面は内閣総理大臣の所信表明演説を部分英訳で掲載するところだったが、今回は少々大人向けの雑誌の切り抜きにしてみた。
BIG tomorrow なる雑誌の特集なのだが、誌面のクォリティーは「プレジデント」より劣るのは、字の少なさからして明かで、と云って挿絵が多い「東洋経済」からしても得るもののない醜聞に満ち溢れた週刊誌と同列で、さしずめパーマ屋やほか弁にある「女性自身」の男性版みたいなものだ。
では、何故このような雑誌記事を、高校生諸君に提示したのか。論壇の登竜門で保守的な「文芸春秋」、左寄りの「論座」、右寄りの「正論」、そして医療テーマが受ける大衆寄りの「現代」の各誌面上では過去からこのテーマは語られてきている。写真や挿絵のない字ばかりの本を日ごろ読む人は嗅ぎ取っていたテーマなのだ。
しかし、今日ではかような週刊誌レベルの媒体ですらこのテーマを扱うようになった。そう世の中は深刻になったのだ。
君達はところで、中間考査を迎える。期限は区切られているが、出題範囲も限られている。答やノートもある。まさに温室での争いである。
まだ、子どもだから、学生だから、それは正論である。しかし、どうも自力のない、自分でレールの引けない、他人と同列に留まる人間はリストラらしい。
会社を辞めると保証がない。銀行からお金が借りれない。ローンも組めない。でも人並みに車は欲しい。それも新車が欲しい。旅行にも行きたい。出かけるなら服もいいのが欲しい。だから電柱や金網にある「即日融資〜ブラック可〜携帯○○」が繁盛する。実はかなり身近なところに負け組はごろごろしている。
高校卒業まであと何年だろう。人間、怠け癖はなかなか抜けない。やせるのと一緒で1〜2年はかかる。急激にダイエットすると体を崩す。慣れない人のテスト勉強のように。
試験前だから頑張る。試験が終わったから休憩。これでは人並みの域は出ない。過去の自分の継続維持で精一杯。
人並みの努力ではリストラされる。人並みなら、代わりがいる。マックの店員は誰でも出きる。おばさんはノーサンキューでリストラだ。続けたければ人にとって代わられない人材になる事。店長ならおばさんでもプリティーだ。上級役員で株主なら蝶ネクタイで出社してもかっこいい。そのために勉強する。実に当たり前の響きで、この種の誌面はまとまっている。そして、その雑誌が売れている。
進研模試で四割を切る人も人並みに努力しているらしい。しかし、それでは同じ事の繰り返しだ。そうしている内に月日が過ぎ体験談の語り部になる。
01/09/10時間割より
体育祭関係で休みが多くなるタイムテーブルとなる訳だが、休みが続く生徒のために、数学教室は慣例として月謝減額&全額免除と云うシステムがある。今年度は減額というそれは生徒の選択(長期入会組や高3生に今年は休講で減額か、先生を傭い固定かを尋ねている事)により、後者のみで運営されている。
月謝全額免除は月の内一度も出席していない人からお金を頂くのは余りにも失礼だと云う常識から始まったシステムだ。これはサービス業ではあり得るシステムだが、生徒の出欠に拘わらず組織運営維持が必要な塾業界では画期的それらしい。
一部の保護者は驚いたものだが、月日過ぐるとこのシステムは当たり前のものとなってしまった。すると、では一回しか出席しなかったらどうなるか。全額払わないといけないのか。このような観測が発生してくる。
数学教室は多忙である現役高校生の継続学習をサポートするため月謝を支払えばどこの教室(=アゥエー)でも何回も来て良いと云う「ホーム&アゥエー」なるシステムがある。さすがにこんなシステムを持つ塾や予備校は何処にもない。でも、結果が出てしまうから病み付きになり、何回も来る。そうすると月一回の出席では確かに月謝を払うのは損した気分になってしまう。そこで一回分の出席を前後の月のそれとして振替てその月の出席は0にし月謝を免除する。これを「合わせ業」と呼ぶ。
体育祭やホームスティはまさにこの「合わせ業」に該当し、多分、体育祭役職者の大半の生徒の8月もしくは9月分いずれかのそれは免除される事になろう。
しかし、この理想的なシステムが成立するのは常識もさることながら、実は月謝をあたりまえに払っている生徒がいるからである。
だから、出欠は、はっきりさせなければならないし、休む理由も合理的それかつ事前であった方がいい(教育業界は前金が普通で、体育祭等の公的行事であっても、辞めるというまで契約は継続で月謝の返還はあり得ない。数学教室は異例なのである)。
学習の継続性と現実をうまく融合した数学教室のシステムは有用で今後も常識に基づいて続けていきたいし変えたくもない(来てない生徒から金を取る業界の常識は非常識)。体育祭だ何だは徹底的に究めるべきであって、休んだあと「ホーム&アゥエー」で辻褄があえば社会でも通用する人材の一歩だ。
荒立てるトラブルは今はない。しかし、過去もそうであったが(自分勝手に欠席して、月謝の値切り交渉を公然としたり、「今まで上手く行ってましたので、すべて子どもに任せています」と云い子どもの出欠がスーパールーズで非常識ではないかと進言すると「娘が辞めると云っています」と茶菓子で取り繕う等等)、人間の「地」はこの様な時にこそ見え隠れする。しかし、他人は決してその光景を見逃していないのだ。
01/08/20時間割より
この時間割の最終週はお盆と云う事で会場の都合での休講含みの変則時間割になる。そのための代講は出来る限り確保したいものだが、金融機関でもない限り日本中が休みモードに入るため、それも困難だ。
そこで、出来得る限り、前後の週にまとめて出席して一つでも先の単元の修得に努めて欲しい。過去の経験則から後期課外がスタートする8月後半の週よりも、前半の週、すなわちこの時間割内で出席を集積した方がストレスフリーとなるだろう。
高1及び中3は、場合の数もしくは三角比の予習になるが、前者は教科書と学校が指定した問題集、例えば4ステップ中心の指導、演習になるので必ずそれらを持参してほしい。後者の方は当方で問題を準備する。二次関数・証明系の復習は8月後半の週に持っていきたい。何故ならば、二学期頭の実力考査の範囲を意識し直前に仕上げるつもりだからだ。
高2は数II微積及び複素数平面の予習とベクトルの強化を同時平行で進めるのでかなりのスタミナが必要だ。目標は「大学への数学」ステップ1終了である。そうすれば来年、さらにハイレベルの「日々の演習」へ進める。逆にステップ1を今年積み残すと、来年に相当の負担を強いる生活が待っていて、一浪を覚悟しなければならなくなる。久留米附設組は無論、数III極限の予習を徹底する。
理系受験生は数III教材を仕上げなければ、防大・防医に間に合わない。はっきり云って、ベクトル等、他の単元を復習する時間はない。秋からは学校でセンター対策が大々的に行われるから、数IIICが出来るのは今もしくは来年しかない。
文系受験生は、途方もない学習範囲を何処から手をつけていいものか難渋しきっているだろうが、やはり、単元別に片づけていった方が効率的だ。それも模試と連動すると効果適面。「K塾マーク模試までに複素数平面を究める」など目標設定し、学習計画を建てれば、仮にトータルが悪い点であっても、作戦が報われてその単元がゲット出来ていたなら、精神的にご機嫌になるだけでなく、次に繋がっていく。
勉強会については、レギュラーをきっちりやっていれば基本的に必要はないが、時間をキャッチアップしたい人、自分の希望校と成績のギャプが大な人には千載一隅のチャンスだろう。何故ならば、次のまとまった勉強会は冬休みまでないからだ。
最後に、1年生は12月までの予習を終わらせる、2年生は「大学への数学」のステップ1を終わらせる。言うは易し、やり難しだ。でも、出来なかった筑紫丘教育実習生の彼女の席は進研の返却と連動して高2の10月には存在していなかった。そう、数学で受験できるか否かの正念場だ。もう既に終わって返却を待つばかりの進研模試の悪い結果をひっくり返すくらい説得力ある行動を示して欲しい。
01/07/09時間割より
数学教室は毎年度当初に今年の教室の方針について会員から意見を聴取している。会員と云っても最近の方では流れが解らないから、どうしても古参の会員からのそれになってしまう[因みに今年の古株は中3の三学期以降に入会した筑女一貫高3グループが中心になっていて、在籍3年目を数えるグループだ。]
今年の方針は、一昨年のような休講と代講の変則でなく、出来得る限り日程を固定してほしい旨の要望があった。これは先生の入れ換わりを容認し、継続性を多少犠牲にしても、自分のタイムペースを崩したくない事からの提案と受け止めたい。
幸い、今年は一昨年、昨年と不幸にも九大にしか行けなかったOBの存在があり、彼らが代講することも彼女らの視野にあったに違いない。無論、彼らは数学のみならず理科の指導も長けている点を見逃していないはずだ。
ところで、私ごとだが、自分の恩師である元大蔵大臣武村正義の民主党入党に伴い、福岡第五選挙区の要職を拝命する事になった。公式発表は衆議院選挙直前にされる運びだが実質は七月一日より実務を執る。このことに伴う休講は先例であれば29日から繰り上がる11日間で月謝の減額措置が計られるが、方針に従い上掲の通りとする。
このことによる、諸注意であるが、継続性を補うため、エントリーシートの記入を徹底してほしい。すべての講義伝達はこのエントリーシートが使用され、一人一人の性格、癖、特質まで協議し、出席に価値を見いだす努力を払っている。「わざわさ時間を割いて君の話しをききに来ているのだから、エントリーシートに載っているこの人になにを与えたらいいか、あなた自信で考えなさい」と各先生には充分プレッシャーをかけているからだ。
次に、月謝納入の徹底である。FCS福岡チャータースクールは一切中間マージンを徴収しない。生徒の月謝はダイレクトに先生に入金される。僕の取りぶんは全くない[因みに広告宣伝費も他の先生から徴収しなくなった。過去は違ったが、すべて数学教室の月謝でFCSの広告宣伝費をまかなっている。だから他教室にとって諸君の月謝は重くなった]。数学教室も同様に生徒数分そのまま月謝から先生に入金する[家賃はしっかり差し引いているけど]わけで、時給制は採っていない。よって、極めて低額[一般の九大生はこの賃金では働かない]の月謝の滞納は滞納者への精神的影響がないとは云いきれない。まぁ、きちっと支払うのが常識なのだけれど。
最後に、今月の意義について。すべての悪い流れを断ち切り、12月までの予習を行う。二学期の授業はすべて復習化する。このことに尽きる。そうなるとチキンレースだ。3週間で一単元のペースで行く。安易な欠席は命取りだ。「試験が終わったから休み」「出かけるから休み」。命運が尽きる人の口癖はいつも変わらない。
01/06/18時間割より
数学教室および他教室は6月12日より会員を大々的募集する事になる。これは「朝から勉強会夏」の告知を含めた新聞折り込み広告をするもので、年三回しか行わないそれである。因みに次は「2002冬勉強会」である。
低月謝=低コスト体制が自慢である当教室にとって、ほぼ1.5カ月分の月謝総額丸々を費やす新聞折り込み広告は教室経営根幹を揺るがすそれであるが、既に会員である各位には経営難による月謝の変動への危惧を除けば取るに足りないことであろう。しかし、
教室のあり方についてはこの広告内容に制約されるわけで、次の広告が出るまでは世間への公約的存在として無視できまい。
実は、数学教室の最近の入会数は例年に比べ極めて少ない。この事については多少作為的なのだが、楯看、駅ビラ、ポスティングをほとんどやっておらず、営業努力をしていないためだ。だが、最も大きな
要因は復習塾、救済塾との決別。入試重視への方針転換による入会の厳格化である。浦部の数学、後藤の総合数理、小川の総合数理の併設による入会先の細分化も側面にある。そこで、この機会に数学教室の方針確認を行いつつ、他教室との分担について触れたい。
教室に来て、ただ宿題やプリントを解いて帰ると云う消極的利用に留まるのは今回の広告内容に合致しない。また、成績に比して不規則な出席しか出来ない者も対象外だ。高2の冬にセンタープレを受験するために今なにをすべきかを意識して積極的負荷に応えるスタミナのある会員中心に募集構成していく事になろう。
最近、婦人雑誌で塾選びの特集が一般化し、進学塾、復習塾、救済塾、個別指導=家庭教師、その他と云う5つのカテゴリーの習慣化が進行しているが、その言葉を租借するならば、数学教室は復習塾、救済塾、個別指導=家庭教師の行うサービスは放棄することになる。
浦部の数学は、部活生や負債が多く授業レベルまで距離がある等の各位が教室に通う事で一人でやるより時間短縮と云う大きな成果が上がる事を目的で併設している。後藤の総合数理の数学コースもほぼ同様である。消化すべき問題を多く抱えている生徒、推薦狙い、内申点対策、赤点防止の向きはマストだ。
小川・後藤の総合数理は、志望校合格からの逆算をする時、数学単教科より、理科との合わせ業が鍵となる場合勧める。物理・化学セットは小川、生物系は後藤となるが、志望校の出題傾向により、数学教室、坂田の化学、藤英樹物理教室との組み合わせも派生する。これは相談だろう。
01/05/28時間割より
東京に、とある看護系予備校がある。ここに通うのは現役高校生だけでなく、何とOLやフリーターの姿もあり、周りの年下の高校生に目をくれず、必死に勉強している姿があった。きっと彼女らは仕事の合間に、それも上司には秘密でこっそりとやってきているに違いない。何故なら、もしばれでもしたら、いつ辞めるか解らない社員と認定され、リストラ最有力候補のレッテルを張られてしまうだろうから。余程、今の仕事に嫌気がさしているのだろうけれど、今の仕事を辞めては学費はおろか家賃も払えなくなるので、かなり無理を承知で、相当な人間関係を断ち切り、その日が来るのを信じて頑張っているように見受けた。
彼女達を見て受けた印象は自業自得であるが、我々は低位の議論に焦点を合わせるものではない。少なくとも会員諸君には彼女達の実在の背景より寧ろ、彼女たちの示す学習への執着心を議論の対象とすべきである。
自分で学費を出し、かつ時間を捻出して教室に通うのだから質疑応答は職場なみだ。履歴書が汚れる中途退社を覚悟の上で、年下の子と勉強しているのだから恥も外聞もない。解らなければその場で聞く。他人はお構いなしだ。もし解らない解説でも先生がやろうものなら、「学費と時間返せ」と云わんばかりの騒ぎになり、「アンケート」投票結果でいつでも解雇できるぞ!と云う緊張感が教室中に漂う。
人生がかかってくると、人間はこうも違うものである。この手の迫力が漲っている集団に公務員専門学校や司法試験セミナーなるものが含まれるが、残念ながら予備校や進学塾はその範疇に達し得ない。
友達に誘われたから、世間の評判がいいから通う等、所属しさえすれば、すべてが解決すると想起するばかりで、最も自己改革に必要な労力を厭い、指示を仰ぐだけの受動的態度に徹する者が多い。また、脆弱な動機のため他人からの苦言にも弱い。
集団心理、例えばクラスがえ等、旧態依然とした高度経済成長時の大量生産的競争原理による構造の甘い負荷に耐える事で実力を育んだものだから、自分で目標を設定し、そのクリアためにいかなるツールが必要かを考え、克服する自力を持つ者は限りなく少ない。その点、先のOLはまさに優れていて、申し分ない。
最近、教室を安易な位置づけにする生徒の入会を断ることにしている。また、去る人間の引き留めも過去ほどしていない。去る理由は教室の位置づけが低いからに他ならない。きっと、魅力がないから、低位であって、これは猛省するしかない。だが、その場で解き上げた満足感を与える事で人を釣り、他方、成長に必要な負荷を与えずご機嫌を伺う手法を拒絶し、目的達成のツールとして、妥協のない追及を欲する向きに理解される教室に絞りたいと考えている今日このごろである。
01/05/07時間割より
さる4月は新しく入会する者、去る者と慌ただしい季節だった。多分5月もこの状態が続くと感じるので、厳格な教室の定員確定は出来ないし教室の異動も不可能である。さらに、レギュラー会員の要望を最大限配慮し、公民館を説き伏せ、時間割を組んでいるものの、その要望した張本人が平気で欠席する位、上位学年の高校生活は激務である。多分、時間割の変更の言い分に対し、毅然とした態度で対処為ざるを得ず、会員の入れ換わりはさらに当分続くと思われる。
他方、この教室には「引退」さらには「追放」という慣例が現存し、さらに定員の確定は混迷化する。「引退」とは7月の進研模試等で100点満点中15点や25点を採った筑紫丘生に対し、私文に転向する事を勧め、教室を即「引退」。英語・国語に絞り、立教大学、学習院大学に現役で合格した事から定着した慣例である。数学に未練を残した西南中→西南高校→進研100点満点中6点の生徒は「引退」はしたが、風の便りによると、夢を追い続けたらしく、すべて共倒れし、予備校の財源となっている。福大すら受からないのである。「追放」とは、自分の言い分を追及し、他の会員との公平性を著しく損なうケースであり、例えば、連絡もせず欠席しているのに、出席してないから月謝を支払わない等、過去あった月謝の使い込み等の犯罪より極めて劣悪で、悪質な正当化を計っている場合は第三者立会の基、「追放」を適用してきた。
さて、そうなると、この入れ換わり激しい時期故に、この適用基準について、いわゆる「自分は辞めさせられるのか」と云う質問が相次いでいる。そこで、視点を変え、ここではどういう子が結果を出しているのかを示し、次にいけてなかった人を対照化することで質問に答える事にする。
学校名・現在の成績は全く関係ない。教材をきちっと解いていて、その問題が実力テスト、模試でヒットしている会員は殊更ここの魅力を感じているようだ。また、試験だけでなく、授業でも内容が高度であればあるほどここの教材との連携が計れるようで、例えば、歴代、筑紫丘理系の数IIIの授業が黒板を見るだけで理解できるとの事。独力でやるより強力な時間短縮を押し進める可能性をここに感じる会員は重宝しているし、センターさえ失敗しなければ確かに国立に現役合格している。
さらに、自分から先取り学習を要求し、計画立てて、出席の強弱も含めコントロールしている子は東大・京大・お茶の水女子、悪くても早稲田、慶応義塾、同志社には現役で受かって列伝となっている。今、高1・中3でセンターをやっているグループも今が続けばこの殿堂への仲間入りは間近である。
逆に、ただ友達と来ているだけ、親だけ熱心な人、指示待ち組は、問題を解く自習室程度の利用で終わり、ここに意味を感じない。意味を誤解しても、多少の成績を修めるのが精一杯で、闇は近い。無論環境(学校の授業・部活・行事等)に左右されやすく、大局的にその日暮らし派に分類されるので長続きはしない。
学校の事で満足している、安価な家庭教師・個別指導的利用に留まっている人は最悪だ。熱心に勉強している分、安心しきっているが、実は危機意識が薄弱なのである。勿論模試に投資時間が反映されない分、精神的ダメージだけが増長し、ゆえに末期患者と転落する。
以上、簡単だが、この例示が最終的に希望校合格に向けて当教室が道具として徹することが出きるヒントとなれば幸いである。
01/04/16時間割より
5月の連休勉強会の季節が来た
過去から数学教室ではこの連休の勉強会を極めて重要視してきた。数学教室は不等式→絶対値→判別式とレギュラーで進めた高校1年生・私立中3年生に、二次関数の軸の移動、不等式の証明を学習する機会を与える。このメニューをクリアーすれば、過去の実績からして、7月の進研模試で7割5分=偏差値70台は確保でき、定期考査はおつりがくる。筑紫・春日・筑陽なら特クラ、筑紫丘内なら二桁=九大以上現役合格への布石となる。高校2年生・一貫高1生及び高3文系生にはベクトル・複素数平面の予習・復習の機会を与える。このメニューには二段階のステップがあり、全く高校で未修である事を前提とした数学教室レギュラー授業で使われるプリントを一日で仕上げるステップと導入レベルを既にクリアし、6月から始まる「大学への数学」の単元別特集に着手できる学力へブリッジするそれである。前者をクリアした者は学校の授業の予習完了と12月にあるセンタープレテストに参加できる学力を手中にできる。後者だと11月の九大型模試レベルの参加資格は得るだろう。高3理系生はこの機会を逃すと深刻だ。連休までに極限のテキスト終了しなければ、元旦の勉強会までは暇がない(朝・放課後課外は7月まで続き、お盆は予備校の特定大講座でつまる 。秋は毎週のように河合・代ゼミ・駿台の模試が入る)ので、防大・防医・気象大には間に合わない。なめてかかった卒業生は春に手渡した極限のプリントを終わらせたのは1月だったくらいだ。やることが多くて振り回された結果だ(東明館落ち→筑陽一貫入学→センター・国立・福大全滅→九産大現役進学・同じ過ちを二度繰り返した事になる)。
今、高3生には高校の年間予定表を受け取り、あまりの忙しさと副教科の負担のため、試験にでる美味しいプリントを大量に積み残した状態で、数学教室に通うのを減らす、断念せざるを得ない者もいる。しかし、このことはよくよく2年次に告知済みであって、3年生をよく観察すれば自明な事である。 もうここで、高等教育を学んでいる諸君に、童話にある「蟻とキリギリスの話」を揚げるまでもないはずだ。自業自得である。
ところでかよう会員の都合で須玖日佐が統廃合の対象となった。きちっと出席する会員(結果を出す人は別)のため、那珂川か春日に教室が移転する方向で公民館探しをしたい。
01/03/25時間割より
平成13年度前期時間割について(その弐)

時間割が確定せずなかなか発表出来なかったので、皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。ここに時間割を提出するのですが、実は3月28日の二日市友学館の会議を控えていて、この会合次第・・・・というのが偽らざる現実です。
数学教室のハンドビラを筑女でまいた時の話です、生徒の反応は「こんな安いところは怪しい。超信じられない」と云っていたとの話を聞きました。この怪しい超低価格は不動産を持たない事が最大の理由なのですが、そのため不動産物件を所有するオーナーとの調整のため、時間割の変動は避けられないという宿命を持っているわけです。
店舗を持てばすべて解決できますが、多分月謝は5けたの数字になります。そこには価値観の違いがあるのかもしれませんが、柔軟な時間感覚を持つ機敏さが利便に勝る事で、金銭的無駄を省くことが可能だと確信しています。
まぁ多少こじつけがましいところがありますが、ご理解いただければ幸いです。
早速ですが、二日市の会場については近所の公民館の建て替えがあり、曜日の移動を希望されました。このことから、4月より、美しが丘南を金曜日、二日市を木曜日に変更します。また、二日市は4月の間、部屋が狭くなります。このため5月以降から空席が出来る事になります。
あと、右記のとおり、τコースの教室がほぼ確定しました。学校準拠・復習中心の高校生及び中学生の新規入会者はこのコースへの入会となります。問い合わせ先は 070-5723-6963 とうひでき まで。中学生についてはかなりハイレベルにするとの事。月謝7,000円。μコースに比して、少人数制に徹します。
最後に櫻見会は4月1日日曜日雑餉隈櫻並木道にて行います。時間は14時から終電まで。参加資格は会員・OB他。参加費用は「御笑い」と「おにぎり(ごはん)」です。参加経験のない者は「初日の出」と比較の上、参集されたし。
01/02/26時間割より
平成13年度前期時間割について

生徒からの事情聴取に基づき時間割を上記の様に組んでみました。13年度の時間割のコンセプトは学校帰りに立ち寄れる数学教室と云うところ。朝倉街道/下大利/二日市を平日前の時間、宅地の多い地域を後ろの時間に配置しました。この後時間割の微調整を一ヶ月かけてするわけですが、これはこのあと入会する方の数と引退するその数との具合で決して行くことになります。
ところで期末も終わり、当面の目標も失ったことでくつろいでいる者もいるだろうが、この3月は年間を通じて重要な期間となる。学年ごとに詳説する。
新高1/1年生は6月まで自力で乗り切れる人なら問題はないものの多数はそうは行かない。過去に於いて、入会が遅れれば遅れる程、同じものを与えても、消化出来ないし、仮に目先の成績はどうにかしても模試ではきっちりその人の姿形を写し出す。今月中に判別式や軸の場合わけ(=中学数学との決定的違いは場合わけであり、これができれば道半ば完成だ)までいけば筑紫丘であれ軌道に乗れるのではないか。
新高2/数Bのベクトルと複素数平面プラス一単元のさわりが出来れば放課後以降の生活が楽になるだろう。ただ本気で九大以上の学校に現役合格したければ夏/秋の各大学別模試、12月のセンタープレ受験が必須であり、高3と同じモードで学習に励むべきだ。
新高3文系/毎日が多ジャンルの入試問題演習が行われる高校文系数学授業についていけるのはごく一握り。当教室では単元に絞り集中学習することで、結果に繋げます。よって高2上級者とほぼ同じメニューになるでしょう。
新高3理系/数IIIの演習以外に考えられない。復習する時間など許されない。1日2時間以上ある数学の時間についていくためには、過去は振り帰れない。
尚、春休みの勉強会で短期間にキャッチアップするのもお勧めです。
01/02/05時間割より
平成13年度前期時間割について
平成13年度の時間割を決める時が近づいている。数学教室は不動産を持たないため公民館及び私塾より教室の提供を受け、教室を運営してきた。航空会社で云えばさしづめスカイマークエアライン社みたいなものだが、彼らよりも遥か早い平成5年6月からこの方針は貫かれており、無論これが月謝低廉の秘密でもある。この時代先取り的発想には多くの協力が必要なのは云うまでもない。その最大の貢献者の一つ、場所の提供者は公民館が主たるものになるのだが、我々は来年度使用するためには年間使用計画書等を彼らに提出せねばならない。最短は2月9日締切の二日市コミュニティーセンターだが、公民館を所有する自治会の総会議事録の予算書掲載期限を考えると、今月20日位までにはすべて申告しなければならないだろう。
いつもなら、この期限に向けて、まづ、生徒の希望を聞き、生徒の都合と会場のそれを調整して、時間割を決定してきた。しかし、今年は違う。
それはクラスを分割するためである。
別紙裏面のように、教室を分割する。旧来の数学教室『μ』月謝4,400円・予習・模試中心のコースと新設の数学教室『τ』月謝7,000円・復習・学校中心のコースに分割。また、中高一貫中学生コース・月謝7,000円を併設する。新コースは3月以降開講し、入会前の事情聴取の時点から生徒の希望によりコースが振り分けられるシステムだ。春日原・朝倉街道両数学教室では事実上後藤・小川の総合数理の両教室とで上記振り分けを実施しており、フリーダイアルの問い合わせ時点で選択肢を提示、部活生や赤点回避組は総合数理教室の方を好んで選択している。今年度からこのシステムを全教室に実践していく事になる。
現在在籍の会員及び2月見学組まではコース内容関係なく数学教室の在籍権を有し、異動はない。しかし、異動また掛け持ちは妨げない。教室は筑紫野南中地区・西鉄&JR二日市駅周辺そして、大橋については早い段階で開講し、他方、週休二日に戻すので、統廃合される教室も四つは出る。
しかし、これは当方の都合であって、他人の都合だ。要はあなたの都合に合えばいい、あなた個人が得する選択肢になればいい。沈黙では時間割は左右されい。
01/01/15時間割より
このあと起きること
概して、この時間割の意味がなくなる頃には、最終学歴のかなりの部分が確定為ざるを得ない人が多くでる。数学教室も円満に引退するものもいれば、不本意に引退為ざるを得ない人もでてくるのは避けられまい。
後悔してはいけない。残った時間を冷静に消化した者が勝ち。この時間割の期間中は心の動揺を押さえ邁進することに注意を払うとよい。何故なら、センターを受け自己採点表を予備校の数だけ提出する【挫折or不安】→断続的に大学・学部・学科と細かく席次が明記されたアンサーシートが返却される【ショック・動揺】→志望校選択に迷い【受けたくない大学も考え】→家族会議が頻発【浪人を覚悟するか否か】→願書提出【ココまでに既に1週間経過】→赤本探し&私大入試開始→二次対策開始するが私大の合否がちらほら【むちゃ動揺&私立への入金支払いの決断】→本番、という具合だから、空回りばかりして、成績を著しく損ねている人も案外多いのである【過去に於て、成績の良い子、入試負けなしの公立組の崩れ落ち方はそれは酷いものだ】。センターの70点差位【九大でいう英作文1題=数学大問1問分】のダウンは充分期待できる。勿論、他人の失敗をあてにしてはいけないが、所詮人間は弱い動物なのだ。
数学教室はその人間の避け難い習性に着目して、朝まで採点会をし、迷いを絶ち切る。周りが自己採点に一喜一憂しているその日【自己採点が悪ければ悩み、良ければ良いで欲が産まれ、平均点の動向を気にし、心此所に有らずが1週間続くものである】に、独自の演習を始めるのだ。九州の高校や予備校では問題の答え合わせ授業、もしくは良心的であっても時間を区切ったテストゼミ形式の添削指導のようだが、それでは答案を作る粘りがつかない。数学教室の慣例は1題【同時進行でジャンルごと等複数題の課題を与える=1日1題と云うわけではない】の良問をエンドレスで仕上げて貰う。1題の完成に【ヒントや類題を絶妙に配置しつつ】2〜3日かかることすら普通であるこの演習は、鉛筆が止まった後、その執念によって、閃きと云う形で発揮される効用を持つ。
さて、この手のかかる演習だが、気づいている人もいるだろう。別にあなたが受験生の隣にいて、同じ事を要求しても、拒む理由が見あたらない事を。
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