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02/12/23時間割
進研が帰ってきた。どうも今回は平均点が低いようで、原稿執筆時点では筑紫丘高2の平均点が41〜2点で最高点が70点台後半。春日高2の最高点が60点台後半と云う情報を得ている。
過去同様の平均分布の年があり、当時、数学教室に在籍し、九大現役合格した生徒の点数は50点台前半だった記憶からすると、筑紫丘の平均点、即ち学年200位にあたる40点前半の者までが、国公立大学への乗車券を手に入れていると云う仮説は可能である。それ以下の者は筑紫丘200番台未満なのだから、筑紫丘から現役で200人以上国公立大学に合格した話は聞こえてこないから、現役で国公立大学に合格するのは至難の業であり、来年に向けて貯蓄の必要が多いにあるゾーンと察せられ得るだろう。
無論、他教科との兼ね合いもあるから合格について保証出来ない。もし、数学が40点未満でかつ英語が70点以上であれば私文転も大切な選択肢となる。いわゆる数学教室引退である。過去決断した者の多数は引退をきっかけに数学を完全に捨て、三教科に絞り、東京の超有名私立大学に現役で進学している。さらに、卒業後の就職も安泰であったとの報告も受けている。
さて、決断の出来ない中途半端な結果の生徒は、早急に「取り柄」を作る必要に迫られている。なぜなら100万円近い出費、もし県外ならさらに月々12〜3万円のそれを家計が背負うのにあと1年を切っていて、対応しなくてはならない。100万円は時給800円のパートでは追いつかない額だから。
今回、年末年始上記のようにカリキュラムを組んだ。勉強会は単元ごとに書いてあるが、レギュラーの代講として普段どうりの学習をして構わない。が、高校の授業は原則進まないので、この際プログラムどうり単元に絞った学習をする事を強く勧めたい。尚、数学教室作文提出者の参加費用は上記に限りすべて無料であるが、準備があるので事前参加連絡は頂きたい。

02/12/02時間割
期末考査が終わり、冬休みにかけてひとときの空白を迎える。冬休みはプライベートであれ、ファミリーであれ、また、予備校や高校の課外等外部拘束に身を任せるのであれ、多忙であるだろうから、この空白を活かし切る者だけが、心からの余暇を以て、年末年始を過ごせるのであろう。しかしながら
師走と云う言葉があるように、先生と呼ばれる人間ですら、落ち着きがない季節なのだから、凡夫が年末年始に余暇を貪る境地にはなかなかなれまい。私も多分に漏らさずそうであるが、大学受験と云う視点からなら、君達に比して、年末年始の迎え方は多く知っているつもりである。
既に、聞こえてくる様に、進学先を決め、引退するものも、ちらほら出ている。他方、推薦に落ち、転落の一途を辿る者も出だすのもこの季節だ。そう自分は薄々気づいている学力実態を不合格と云う公認お墨付で打ちのめされるその日を迎える事を漠然と意識させる暗澹たる季節である。
数学教室が終わりの時間になると、関を切ったように席を離れ帰っていたのが、周りが雑然と帰っているにも拘わらず根性で問題を解き続けている光景にも皆気づいているだろう。
季節は人をまじめにさせるのかもしれない。しかし、それは弱い人間の習性であって、強い人間、いわゆる、人から、出来事から、指図されて動く人間に程遠い存在には、季節は関係ない。
受験生は過去を振りかえず、今日を充実すればよい。何故なら、季節がそうなのだから。しかし、そうでない者は、強い人間を志す必要がある。何故なら、数学教室での居場所を失うからである。
冬休みの勉強会「朝から勉強会02→03」についてかつてこの単元ごとの勉強会に燃えて、機械の様に問題を解き、翌1月の進研で200点中200点を、また全国偏差値86.6を、また全国偏差値85.3を採り(いずれも高2時)、国公立大学に進学する足場を作った凡夫もいた。賢明な参加に期待したい。
02/11/18時間割
二日市の時間帯の移動が決定しました。これは週学校五日制を踏まえた、土曜朝のパーマネント教室を企てたのですが、公立高校が軒並み授業を再開したため、恒常的な欠席や参加不能者が続出し、教室の体をなさなくなった事から、二日市コミニティーセンターの特段のご配慮により、年間中途の時間帯変更を行います。この紙面を借りて関係各位、御礼申し上げ、一言付したく思います。
南ヶ丘についても、大野城市規則集整理により、民間営利団体、特に学習塾のコミニティーセンター貸し出し全面禁止に移行する事が発表されました。これに伴い、年内教室移動を考えなければならなくなりました。
下大利団地公民館の改修工事が年度内に終わることから、下大利数学教室への移動までの繋ぎをどうするか、それとも月の浦・青葉台、長浦台教室を復活させるか、美里先生が90年代に使っていて、藤先生が10月復活させた火曜夜の牛頚公民館、平野数学教室に同時開催するか、春日市のふれ合い文化センター案を焼き直すか、様々な順列組み合わせを模索していき、万人の認める妥協点に近づけていきたいと考えています。
ここまで三教室にあまり関係のない人には他人事の話に聞こえる事かもしれませんが、これは今のあなたでも起き得る教室とあなたとの関係を暗示示唆するものです。それは今回は教室が物理的に失われる事による数学教室との関係の終焉ですが、あなたの個人的スケジュール、例えば学校のいのこり、補習、部活、生徒会活動、体育会活動や他塾、予備校の授業の関係でのダブり、または、送り迎え等家庭の都合のため、日々当たり前の数学教室との関係が切れる事はあなたにもいつでも起こり得るのです。
明日はない。そのつもりで、先送りにせず、一日も早く高校内容を終わらせましょう。センタープレを明日受けても言いように。尚、
冬休みの「朝まで勉強会」の時間帯枠を裏面に掲示します。まだ暗号段階ですが、ご参考まで。
02/10/21時間割より
今回の時間割でイレギュラーがあるのは11月4日振り替え休日分の須玖日佐休講、春日原休講、まどかぴあ代講ぐらいだけど、東京に上京すべき日程が三本あって何処に入るか検討もつかない。と云って時間割をこれ以上未決定状態にする訳にはいかない。とりあえず時間割どうり出して、日帰り生活で調整しよう。無理なら仕方なく休講と、複雑な心境で時間割を発表することにあいなりました。その点の含みを以て、出てこれる時にできるだけ出席をして下さい。ところで二日市数学教室についてですが、模試日程の「かぶせ」のみならず、いよいよ公立高校が土曜日朝の補習事業に乗り出してきました。この土曜日の時間帯をずらすのか、それとも曜日ごと、どこかの夕方に飛ばすのか決断の時が迫られています。次に、月謝についてです。10月は一週休講の四分の三週分で3300円でしたが、11月はフルセットの4400円です。しかし、この月謝基準自体も考え直しを迫られています。
と云うのは、約3週間の無料体験期間との問題と関係しますが、他の教室に比べ相当緩い基準で体験期間を実施しており、整合性を迫られています。また、学校行事だけでなく、個人の学習リズムによる都合で連絡なく欠席が累積し、事後承認で全額免除を当然とするケースもあります。
善意の判断「出席していない生徒からお金を取るのは詐欺である」と云う「数学教室」10年来の普遍の信条から、「月謝後払い」は自然発生的に認められました。来てない子にはお金を返すのは当然でした。また無料体験のシステムも、週に何回も来ていいと云う「ホーム&アゥエー」も商売本意から逸脱する善意です。
他方、かつて、FCSには、月謝を前払いしなければ、その場で取りに帰らせた先生もいて、戻ってきてみたら丁度授業が終わってしまった、と云う逸話が残っています。また、無断で休んで、しまいには辞めますと申し出たものの、それまでの欠席していた数カ月分の月謝支払いをさせた先生もおられました。
いずれの先生も社会人として、社会のルール規範に於ては「常識的行動」であり、普通です。その先生達にも生活がある訳で、遊び半分で教えていません。好きな時だけ来て、好きなだけ休んで、成績は上がらない。これはその生徒個人の資質の問題に帰され、最終的に先生や組織の責任ではなく、当人に烙印を押される事は予備校の生徒に対する振舞いを知っていれば自明です。
実は「普通の塾の様に子どもを管理して欲しい。出席簿をつけて欲しい。月謝もしっかり管理して欲しい」と11時くらいまで家庭訪問で聞きました。中国では高校に行けるのは集落で2〜3名で他は働いていて稲刈りです。人から云われて動く歳ではありません。私は教室は今までどうりでいいと思うのですが・・・。

02/09/30時間割より

10/1(火)〜10/7(月)を休講とし
10月分の月謝は3,300円
1日より一週間、日中友好30周年外交日程参加のため、数学教室を休講致します。当方の都合による休講時の月謝減額の先例により、月謝の四分の1を減額し、10月分の月謝を3,300円といたします。また、この期間は日本にいないため、連絡は取れません(電波は届きませんから)。尚、
おおはし教室のみ
10/6は代講し、10/13を休講とします
これは数学教室はホーム&アゥエー制(高校の行事や試験で忙しい時は休み【但し、一週間続けて休む時は要連絡】、試験終了後まとめて出席し、予習貯めをする事が出来る、いわゆる、好きな時、好きな教室に通う事を認める)が『おおはし数学教室』だけは距離的、時間的に十全に機能しにくい事から、中間考査の兼ねあいを考え、後藤先生に代講に入っていただくことにしました。間違いのないようにして下さい(最近時間帯や会場を間違える会員が多くいます。時間や労力をもっと大切にしましょう)。
10/14振り替え休日にまどかぴあを四時間入れています。また白木原も西鉄ユーザーには便利な所なのでうまく活用してください。中間考査が終わったら、徹底的に予習を貯め込んで、放課後以降の私生活を楽にしましょう。
ところでこれだけの長期休講があると、前回5月の時同様、教室と自分の関係について見直す機会が発生します。このことは大切な事で、数学教室が自分にとって役に立っているのか、夜もしくは昼の一定時間と教室まで通う時間を拘束される価値が本当にあるのか。月謝を支払う価値があるのか。4,400円で問題集を毎月買った方かいいのではないか。他の塾や予備校に通った方がいいのではないか。それらを考えるには今回の一週間は十分な時間です。
数学教室は成績向上のための道具に徹していて、それを使うのは会員諸君次第ですが、試験終了後、学校の予習を行い、学校を復習にする。3年生なら単元ごとに集中学習して、『もの』にする。毎週定期的に授業に出席し、課題を消化する事、自分をレールに乗せるより事より寧ろ、自分で波をを作り、波に乗って、自分の実力以上の壁を乗り越える事をアシストする道具に使えばこの教室は十全に機能を発揮すると考えます。参考にして下さい。最後にふとしたきっかけから、
筑紫丘受験予定の中3の参加を認める事にしました。自習形式で、先生は教室の筑紫丘生ですから、会費は無料です。空席分参加を認めます。

02/09/09時間割より
下大利団地公民館の全面改装工事案件が大野城市議会で可決され、執行されるため、9月2週目から2月最終週までの約半年間、同市白木原公民館(西日本銀行白木原支店横、西鉄白木原駅下車徒歩2分)に移転します。このご高配は下大利団地公民館関係者並びに受け入れを快く受諾された白木原公民館各位の賜物であります。ここにお礼申し上げ、報告と致します。
と云うことで、金曜日の時間割そのままに、場所がそっくり白木原に移ることになりました。西鉄、JRともに駅から近く、至極便利なところです。特に春日高校生には最高の環境なので有効に利用しましょう。
次に10月の定期時間割異動について、意見を受付ます。これは公民館をより多くの人に使っていただきたいと云う主旨から、会員の少ない教室と多い教室の調整に協力するもので、毎年春と秋に行うものです。数学教室自体も、各教室の生徒数の増減に応じてこの機会に会場、時間割を調整してきました。
今回時間割異動の対象になりそうなのは二日市数学教室でしょう。土曜日の朝が高校生にとって現実的に来ることが出来るのかどうかを見極めなければなりません。特に私立の一貫校は土曜日朝も授業があります。二日市を昼もしくは夕方、はたまた、日曜昼、火曜、水曜夕方他、様々な選択肢が考えられます。
基本的に数学教室は云ったもん勝ちなので、この際ずうずうしく、自分の意見を云って下さい。
尚、入会の古い生徒の意見が原則的に尊重されます。これは公民館の部屋調整も同様なルールで運用されている事から由来します。16日の週ぐらいまでには方針を決めて、公民館に提出しなければなりません。今回の時間割が3月まで続くことを考えて、慎重かつ早急に申し出下さい。
最後に、二学期に入り、生徒の入れ換わりがあります。、去る者、入会する者と様々です。また、現在家庭訪問待ちで、身分預かり状態の生徒もいます。
進研模試が四割を切る高2生は例年、私文転向、引退勧告がなされます。数学に見切りをつけ、国、英、社三教科に絞った勉強を勧めます。高1生も今の時点で六割程度の点数では、今のままでは高2で四割を下回るのは時間の問題です。いい加減に今までの自分の勉強法に見切りをつけた方が得策です。
数学教室はホーム&アウェー制を採り、好きなところに好きなだけ通えます。こんな塾はありません。好きでやっているわけありません。上の時間割を見てください。休みはありません。誰でも休みは採りたいものです。しかし、人並みならば、そのままです。あなたは変わりません。ねぎらいはいりません。努力してください。
02/08/19時間割より
夏休みも終わり、二学期を迎える。この時間割の一週目に、課外授業が始まり、いつもの生活が戻ってくる。次の週は夏の課題を仕上げるため、時間調整に追われる。他方、進研模試の結果が返却される。そして、最終週は新学期→実力テストとなろう。学校によっては、次の週に体育祭となり、相当ハードなスケジュールとなる。
問題はタイムマネージメントとなるが、数学教室はホーム&アゥエー制をとるから、一週間に一回、決まった曜日、決まった時間にしかサービスを受けられない旧来型予備校と違い、柔軟に君達のスケジュールにアジャスト出来るはずだ。そう、好きな時に来て、二学期の予習を、高1であれば、順列組み合わせ→確率もしくは式と証明を、高2であれば、微積、複素数平面を、週数回計五回程度まとめてくれば、一単元ぐらい予習可能だから、新学期の生活を楽にせしめよう。
しかし、自由度が有りすぎて、全く、出席が疎かになる向きも毎年いる。それも、試験前に、もしくは課題の提出日前(納期前)にはちゃっかり席についていて待っている。お盆や夏の前半にはあれだけ、毎日教室を開けていてもやってこなかった珍しい人が、「なるべく時間配分を上手くやるように、出てきた方がいいよ。あとがきついよ」と忠告していたにも拘わらず、課題や宿題を溜め込んでやってくるのである。
ところで、高校では「塾に行かせる必要はありません」と指導すると伝え聞くが、答も解き方もないプリントを宿題として出せば、鉛筆は止まったままで「家庭教師を傭って下さい」と云わんとしているばかりである。
その宿題を、相当な時間を(人によっては多額のお金を)投資して、解き上げてくるのだが、はたして高校の先生があれだけの人数のあれだけのプリントきちっとチェックできているのだろうか。
宿題や課題はスキルアップする道具にすぎず、提出することはセレモニーであって、解いているその過程が大切である。だから、終わらせる事は二の次であり、高校に提出するのは三の次である(無論学力向上の意味では低次と云う事であって、組織社会のなかで、ノルマを与えられ納期を守るための反復訓練の意味では提出行為は最重要課題であるが、そういう事を課すのは小学校の「夏休みの友」や「ラジオ体操のはんこ」でいいかげんに卒業するべきで、取り返しのつかない貴重な高校生活はそんなに安直な目標のためある訳でないはずだ)。
数学教室は確かに必要ない。宿題や課題をするためには、である。学校だけで十分だ。学校の先生は「塾に行かせる必要はありません」と断言する程自信家みたいで、学校の課題は塾など必要ない程よくできているに違いないから。
02/07/29時間割より
夏祭り、及び盆休みのため、公民館公休となり、時間割が変則となります。また、この時間割が終わり、次の時間割にはもう9月のタイムテーブルに入ります。丁度、進研模試の返却、学期当初の実力テストを控える週に入る訳です。ですから、このタイムテーブルの日程がキングオブ夏休みであって、この期間の使い方の上手さが、二学期の生活に変化を与えるわけです。
数学教室ではこの日程の間、二学期の生活変化の手段として、「朝から勉強会」を提示しています。既に、別紙として、申込用紙兼講義要項を配布しています。
具体的申込については、当方にその用紙で申告する事も可能ですが、以下の電話に直接アクセスし、打ち合わせをする事をお勧めします。
あなたの今のレベルや必要なことを講師が知ることで、事前準備が万端に近づき、勉強会の四時間が有意義に進むためには必要な事と考えます。
連絡先一覧
青山先生 英語 092-9××-05×× 朝昼が可 1コマ1,100円
小川先生 物理 090-7445-45×× 21時以降が可 1コマ1,100円
坂田先生 化学 090-4990-46×× 21時以降が可 1コマ1,100円
後藤先生 生物 090-8761-73×× 21時以降が可 1コマ1,100円
片岡先生 数学・国語 090-8350-03×× いつでも可 1コマ1,900円
肴屋先生 数学 090-90××-04×× いつでも可 1コマ1,900円
藤野先生 数学 090-5731-34×× いつでも可 1コマ1,900円
大神先生 数学 090-1920-91×× 21時以降が可 1コマ1,900円
大神先生 英語 090-1920-91×× 21時以降が可 1講座3,800円
原田先生 小論文 090-9077-43×× 18時以降が可 1コマ3,800円
金崎先生 リスニング 092-575-11×× 朝昼が可 1講座7,600円
注1 大神英語は2コマで1講座、金崎リスニングは4日間で1講座です。
注2 浜武分はすべて無料ですが、まどかぴあ分は会場の席数が都合から、予約が必要です。
注3 料金は当日支払い。尚、この料金は作文提出者の料金です。
注4 8月は上記イレギュラーは起きるものの、平常どうり行われます。出来る限り詰めて出席して、二学期の予習を完了させてください。
02/07/08時間割より
期末考査が終わり、進研模試が行われ、夏休みまでのひとときが訪れるわけだが、「試験前、試験中にあれだけ頑張ったのに」と後悔する向きも少なからずいるだろう。その時は「時間が足りない、足りない」と云って必死に寝るのも惜しんで勉強していただけに「悔しさ百倍」なる観念が生まれてしまうのも当然であろう。
しかし、「のど元」過ぎれば、あれ程寸暇を惜しんで勉強していた向きも、「だらけてしまい」月日が過ぎていっている。
大手学習塾では試験前になると卒業生=高校生が大挙して押し寄せ、質問ラッシュでパニックになるそうで、最近は少子化も手伝い、高等部を中等部に併設している学習塾も見受けられる。
ここ数学教室でもさして変わらず、試験前だけは熱心に通い詰め、翌週は「先週の熱心さは何だったの」と云いたいくらい休みきっている向きもいる。成績がいいなら、自主性は認められるが、逆だったら話にならない。
箸の上げ下げから教えるにしては、諸君らは歳を取りすぎている。試験前に慌てるぐらいなら、今からやっておくべきで、今ゆっくり休むのは、また、試験前に同じ事を繰り返す進歩のない人間に成り下がるに相等しい。
大学が求めている人間は、社会が求めている人間である。最近某大学の就職部長と話したり、西南大のホームページの女子生徒の就職状況をじっくり読ませてもらったが、大学は自学の生徒を就職させるのに躍起である。
何故なら、彼らの仕事は、全生徒のうち何%就職させたかで妻子を養い、家のローンを返済し、子どもの教育資金を労働対価として受け取っている訳で、彼らは他に仕事は一切していない。一日中その事で頭が一杯なのだ。
そして、学生を受け入れる企業の人事課もその会社を担う人材を獲得するだけで食べているプロ集団である。もし、あなたがその立場なら、優秀な人材を獲得したいだろうし、勉強等厭な作業を先送りして、仕事をため込み、締切期日に慌てて動いて、結局成果が挙がらない人間を採用したくないのは当然だし、無論、その無能な人間を採用した責任も取りたくはない。「バカ」を入れた責任を取って自分が「クビ」になるのを受け入れる者は何処にもいやしない。
かくして、人事課は優秀な名のある大学生しか採用しないし、大学も入学試験のできない、即ち、勉強時間に対して自己管理のなっていない人は必要としていない。切り落とすだけだ。自己防衛のために。
裏面は夏の勉強会についてである。参考までに。ご利用は計画的に。

02/06/17時間割より
7月の時間割になって行くのだけれど、この間期末考査を大半の学校は実施し、多分その後「ほっと」した一週先に進研模試等の対外模試とスケジュールは続くはずであろう。
期末考査直前には他の教科の学習が出来るくらい、この時間割の頭の週で(試験範囲の)予習のため込みを行いたい。
試験日程のからみもあるだろうから、試験の週が出席困難であることを念頭に入れ、通える週にまとめて他の教室に出席するのは効率的である。特に西鉄沿線の教室は二日市、下大利、春日原、朝倉街道の順で空席が多いので、定期組には有利だろう。また、二日市コミュニティーセンター16日・23日両日曜日昼13時から16時まで教室を追加開講する。これも上手く利用するといいだろう。勿論、参加無料である。しかし、最も重要な試験は、進研模試である。特に高2は8月四週に返却される結果は将来の進路選択に於て決定的資料になる。
過去に、この7月にある模試で100点満点中15点、25点を取った筑紫丘高2会員は9月で即引退、私文転向き決断を迫り、成功を果たした。他方、西南高校(一貫生)会員で100点中6点しか採れなかった生徒も即、引退させたが、国立大受験と掛け持ちを謀り、見事全滅、どっちつかずの浪人生活後、西南大は合格するものの、国立大合格の声は聞こえてこない。
また、その同級生で西南中ベスト20に入っていた彼は100点満点中30点台だったが、「琉球大」志望と云うこと事で数学教室に残留。しかし、入試は壊滅。一浪後、リハビリ関係の公立学校?に進学した。これは数学の学習がかろうじてモノになった最低ラインを示している。
45点。これが数学に時間、金を投資して無駄にならない分岐点であろう。平均や難易度の問題もあるかもしれないが、福大の本番やセンターに比べれば、進研模試は簡単なので、調子が悪くともこの点数を切るようだと、本番での結果は80%は見えてくる。今から教科を絞り、お金を貯めた方が賢明だ。
15点の彼女は。その後、早稲田は落ちたが、学習院に行って、今は大塚製薬だ。25点の彼女は立教大学に合格した。50点台の生徒で九大に現役合格した生徒は多数いて、60点台で大阪大に現役合格というところである。
高1は70点以上は欲しい。それ未満は福大だ。入学で100万円だ。ところで高3は今からセンター模試結果を200点上げるのは難しい事だけ提示しておく。

02/05/27時間割より
時間割を6月より一部変更したい。これは学校週五日制のため、高校関係各位は自らの教務内容の見直しを計ることなく、そのまま土曜日の時間と宿題を平日の放課後に持って行き、下校時間を伸ばしている。特に部活生等は家に帰り着くのが八時半近くになるため、出席困難の常態化が顕著である。これを改善すべく、数学教室の時間割を右記の様に変更するものである。この年度中途変更にあたって、公民館関係者には相当な協力を頂いている事に感謝し、ここに明記しておきたい(自分の都合で無断に休まないように。連絡すればいいのだから)。
この変更により、会員の強い要望であった遅い時間に分散して教室を開講することについては前進した。これで部活や学校の都合で遅く帰ったり、宿題で行けない日があっても別の日を選択出来る環境に近づいた。
しかし、そのため失う代償も存在する。休みがなくなりかつ土日がフルタイムに近づくため、代講の確保が困難になってしまう事だ。この余裕のない時間割では弟子の誰かが私の代わりに代講に必ず行く事が保証出来なくなる。また数学教室を代講する弟子達への報酬は時給でなく{その日に来た生徒数×550円or1,100円(週1しか来ない人)〜公民館使用料}という明朗会計になっているので生徒が分散することは限りなくボランティア活動を強要する事を意味する。このボランティア活動には交通費は出ないし、クーラー代も自腹である。さらに弟子たちはコンパ代確保のため別のバイトをやっているため、そのバイトを休んで代講に来る事になるから実は赤字になってしまう。すべての解決法は月謝を上げる事と人は云うが、それは無努力に土曜の授業や宿題を平日に押しつけ、生徒の負担増を見て見ぬ振りをしている誰かとさして変わりなくなるだけだ。
という構造のなかで、様々な利害関係を検証した結果「フルタイムに近い時間割を組むが代講の保証はなしとし、休講分の代講は各自別の教室に参加すること(来たい時、好きな所に行ける数学教室伝統の制度「ホーム&アウエー」)もしくは日曜or土曜昼の無料の勉強会で補填=相殺する」に落ち着きそうである。
そこで、今後の数学教室の運用について、各位に多少アドバイスしたい。まず、行けるとき出来る限り出席し、予習を貯める事(今までと違い毎日数学教室は開催されるとは限らない)。勉強会に出来る限り参加すること(単元ごとに集中学習する事は連想反復効果により相当な時短効果を生む)。試験前を除き学校でいずれ答え合わせをする課題宿題等を持ち込まない事(お金の無駄です。4,400円で毎月何冊の参考書が買えますか?)を挙げ、参考にして欲しい。
5月分の月謝は2,200円です。色々と御心配かけました。
02/04/29時間割より
ゴールデンウィークがまるまる入るタイムテーブルであるが、長期休暇を取る者、部活で大会に追われる者様々であろう。
塾、予備校業界にとっては、この期間は年間通して3月初旬と並び最も休める季節であり、冬休みより長い休暇期間にもかかわらず、講習会等のイベントは打たない。これは株式会社、学校法人化している企業組織が約束しないといけない社員のための福利厚生からくる必然である。企業組織にとっても重要な長期休暇期間であるのだが、しかし、
現役生の学習的側面から云ってこのゴールデンウィークは春休み、夏休み、冬休みいずれの長期休暇よりも重要である。
なぜなら、新学期が始まり、だいたいクラス、講師陣の話術、スピードを知り、これから一年間の流れを掴もうとしている時期であり、この把握次第で、クラスの中での自分のポジションやひいては学年での順位が決してしまう取り返しがつかなくなる直前なのだ。
夏休みは取り返すには確かにある。予備校等は都合により営業熱心だが、1学期間の負債は大きい。一度色づけされたクラスの中でのポジションはなかなか変えられない。
野球でいえば、開幕後のスタートダッシュみたいなもので、ある阪神OBは「昨年と戦力は変わらないが、勝ってしまっているから、やる気が違う。去年は7回ぐらいで負けていたら自分の出番が回らない者は、帰る準備をしていたものだ。昨年までは本当に勝つ気あるのかと思えてならないチームだった」と告白する。好きな事をやっている阪神がこんな具合だから、勉強とくれば一度下の位置に甘えてしまうとやる気は起きやしない。
連休の勉強会は基本的に過去の負債を清算するためではなく、予習貯めをして、連休後の学校生活を楽にするためのものである。だから、平素日頃レギュラーをよく休む者の補習的役割のコマではない。だから、レギュラーは定期的にきちっと出席するのは大前提である。しかし、学校活動が忙しかったり、入会が遅れた者にとっては、取り返しはつかないが(中3や高1から毎週来ている生徒のプログラムを一日二日で取り返せるはずもない)、謙虚に取り組めば1単元のある部分は少しは好転する残された数少ないワンチャンスなのだ。
より好転させるためには参加する前に事前告知をしておくと対応がはかどりジャストフィットした時間が過ごせるから、予備校の様にただ申し込むのではなく要望は出して欲しい。
尚今年の勉強会は会員=作文提出者は代講=無料という流れになっており、連休勉強会もその流れに沿っている。逆にいえば、休講分の代講だから、試験前の休みや体育会・文化祭の日程を考え参加しないと割高な月謝を支払う人も出てこよう(6月&9月は一週しかこれない人が多いのではないか)。次のまとまった勉強会は8月までない。
最後に、基本的に代講なのだから勉強会の単元とは違うそれをやっても全く構わない、逆に、勉強会内容を消化したい者は事前に告知してオーダーに応じていく心算だ。
02/04/08時間割より
朝まで生テレビを久し振りみたのだが、論客が議員になったり(舛添、辻元等)、第一線で非難を浴びている(小林、西尾等)もんだから、天下国家を解りやすくほのめかす者がいなくてやはり退屈だった。でも、示唆に富む発言は20分に一言はあるので集中して聞いてみた。今回の内容は報道規制3法案と云われるもので、要するに、ストーカーまがいの取材攻勢を規制する法案である。この議論に対して論客の意見集約は「法を犯す事を恐れて尻込みする安易な取材は記者として低落。たとえ法があろうとも、たとえ法を違反しようとも、社会正義のため、悪を暴き出すため、プライバシーをも踏み込んだ渾身の取材を行うのが記者の社会に於ける存在価値である」と云うことにあっけなく収斂された。
至極当たり前の帰結を共有するために、明け方までテレビを見続けたのだが(AO入試志望者や小論文が入試にある者にはこの番組の帰結程度はマストだけれども)この示唆に行き着く過程は、日常に応用できる富んだものであった。
最近保護者からの声を頂いた。合格者からは云うまでもないから割愛するが、他塾との比較についてがある。形容をズバリ省けば、そこでは「生徒や保護者に苦言を呈さない」と云う。これは「生徒や保護者に何も操作していない」事と同値であるが、これが実にうけている。最初から出来る子や、教育面で憂いのない家庭、もしくは現状を受け入れている達観した家庭はそれで望ましい。しかし、世の中もそうだが、現状を維持継続するだけでも多少の自己改造(改革)が必要な時代である。上手く行ってない人は尚更である。
いい顔やいい人を演出するのは簡単だ(多数の世論がついている正義の見方と啖呵を切って無茶苦茶な取材=仕事を正当化している新聞社やテレビ局等、大きな肩書きを持つ者はその存在自体いい人を演出している)。
いい人で居続ける、若しくは上司の指示のため、いい人に居続けなければ生活できない方には、生徒の転落した経路の検証やその先を探る事はもはや出来ないし、してはいけない。見て見ぬ振りと聞く(キムタクと工藤静香の屋久島バカンスを記者は知っていたがJからいい人と思われたいので誰も取材に行けなかった)。この作業は地道(組織ぐるみで隠された事件の真相を紐解く時の苦労)かつ厳しいが(暴かれるのを恐れる抵抗勢力が仕掛ける個人攻撃)、それら(取材)は最も必要な仕事であり、それなくしては本質の解決からの逃避かつ時間の浪費でしかない。手をつけずそこに残されるのは、精神的苦痛「私はこんなに勉強しているのに成績が上がらない。塾に来ているのに成績が変わらない」にさいなまれ続ける自分の姿である。
保護者の提言の真意は察せられるが、不合格と合格ではまるで違う世界と感じ、数年も経てばこの事実の渦中の人物になることを少なからず知っている。それまで、その子にいくら尽くしても、不合格(浪人)の前には微塵もなく、烙印しか押されない現実に、つい最近まで直面していたものだ。礼を云ってもらいたくてこのような事を書いているわけではない。その位、皆の前には(私の前でなく)、深刻かつ不可避な現実があり、対処するには、相当の貫き通す覚悟が必要だといいたいだけである。
02/03/18時間割より
初めての会員も多いと思われるので、櫻見と朝から勉強会について簡単にレクチャーしつつ数学教室の概要を披瀝する。
櫻見の起源は分散している教室(数学教室は設立資金数百万円と云われる塾業界の常識を覆すべく公民館での開講を選択した。見栄ではなく生徒負担軽減を優先した数学教室への風当たりは大きく、当時大手学習塾のその貧祖さへの酷評は凄かったらしい)の生徒及びOBが一同に会する機会として開講以来行っている行事の一つである。かつては櫻見、花火、忘年会の三大行事が行われていたが、櫻見だけがずっと続いてきた由緒ある行事となってしまった。その行事も今年は変わる。今までは雑餉隈櫻並木道のゲートボール場の横が定番であったが、90年以来の異常気象のため、また、福岡市の桜一杯運動の工事のため、日程及び会場を大幅に変更することとなった。数学教室の初日出に並ぶ二大イベントの一つなのでまぁ参加して下さい。
朝から勉強会とは、かつて賢塾と提携し始めたとき、会場の都合から、また、生徒からの強い要望により、「朝まで勉強会」なるまとまった学習時間を確保したことがルーツである。それが現在では大野城市にまどかぴあ(西鉄春日原駅下車→サティー→ミスターマックス前)と筑紫野市パープルプラザ(西鉄二日市下車→JR二日市下車→筑紫野警察署に向う)が落成しより参加しやすい「朝から勉強会」の会場として定着している。勉強会の目的は単元の予習であり、レギュラー授業のダイジェストである。要するに、貯金の場であり、弱者や入会が遅れた者に取っては救済措置でもある。
最近は数学だけではなく、他教科の勉強会も盛んであるが、センターの科目数が増えるので当然の傾向だろう。勉強会は長期休暇や連休を中心に必要なとき随時行う、フットワークの良さが予備校からのアドバンテージであろう。
今回の勉強会数学教室分は上記の日程で半分は確定しており、あと半分は5月の連休分である。その半分と上記日程の勉強会とほぼセットとなっていて、今回春休み分は入門講座中心に、連休中のそれは応用講座とする。前者は教科書レベルからの予習で、後者は「大学への数学」のステップ1を中心に問題編成を組んでいる。成績不振者や部活、文化祭、体育祭担当者は平素の欠席分が見込まれるので出席はマストである。
勉強会の参加料についてはとりあえず上記分は会員は無料とした。かつて勉強会は代講を兼ねていたので無料だったが、レギュラーの代講化により、有料になった経緯がある。再検討の年なのだが、実はまだ、「勉強会無料=月謝減額措置なし」か「勉強会有料=月謝減額措置あり」の結論は出し切っていない。今年に入っても引き続き欠席による減額は既に行っていて、学校行事との兼ね合いで出席の恒常化は程遠い(学習塾が高等部を作れない理由は高校が忙しく毎週定期参加が見込めないため。数学教室は好きな教室に参加できるホーム&アウェー制度で高校との共存を計っている)。しかし、強い要望に応え春休み分は数学教室の勉強会に限り無料にしたい。但し、今回は極めて少人数の部屋しか取っていないため、参加には事前予約を必要とする。また、無料は作文を提出した数学教室会員に限り、見学中の者や作文未提出者は有料である。

02/02/25時間割より
平成14年度前期の時間割がほぼ確定した。出来得る限りこの変更による会員の退会がないよう配慮したつもりだが、予備校との掛け持ち、部活とのそれ、お稽古ごとのそれと各人予定は多様であり、この時間割の組み合わせも指数的選択肢の中の一つに過ぎないから、引退為ざる得ない人も出ざるを得まい。これは公民館を使用する宿命で不可避のものだが、当該者にはお詫びのしようがない。
次に、月謝体系の変更は先に発表した「勉強会無料化」についてはもう少し意見を聞く事にして決定する。何故なら、レギュラーの代講が勉強会であって、欠席による月謝免除の相殺がなくなり、一日でも来たら、もしくはすべて休んでも月謝は支払わなければならない実に当たり前のシステムになる。ところがこの数カ月は長期欠席による月謝免除者数が多数に昇り、現実的でない事態に直面しているからである。「いかなる理由があろうと欠席している方が悪い」と云う当たり前の意見も頂いているが。「今月は来てないが払う必要があるのか」と云う向きもいる。ただ、私の判断は単純でここは道具であって、成績が上がるため直線的運営が出来ればいいわけだから、生徒が利用しやすい体系にすることが先決で、要は「勉強会の質」だと感じている。よって、今回は以下の提案を以て、判断を先送りにする。
数学教室のよりよい利用法について。期末が終わり次第、来学期の予習に着手する。春休みには夏までの予習を完了する事が目標である。学校の授業を復習状態、反復状態に仕立てる訳だ。
ここで障害は春休みの宿題であるが、それはいずれ答をもらうものであり、数学教室に入会していない人もやっていることで、お金と時間をかけてまでするものではない。高校の課題は自力で出来ないから聞きに来た、またそれが試験に出るから利きに来たというのは正論だが、今の成績に満足している人に通じる話だ。繰り返すが、公民館まで通い、お金を支払ってまで宿題をしにくるのは勿体ない。私なら行かない。
最近、感じた事は明解だ。何故、数学教室の生徒の成績が偏差値70を越えるのか。他塾との決定的違いは2年生が1年生に、3年生が2年生に解き方を教えさせる所だ【S●Gはやっているけど、福岡ではうちだけだ】。教室に行けば、いやでも教えさせる。今度卒業する3年生も現在では高1・高2の質問に答えられない問題がないくらい鍛え上げている。紙に書いて説明している。この作業はZ会の添削より実は難しい。何故なら問題の難易度はZ会より劣るものの、所要時間は圧倒的短くかつ、不備は相手の反応=光の速さで教えられる。添削が帰ってくる郵便配達より圧倒的速い。先輩達の凄さを知っているだろうが 実は、このチャンスは数学教室全会員に等しく与えているのだ。宿題や課題に明け暮れるのも結構だが、うちはたしかに月謝は安い。しかし、一回あたり1,100円だ。そして、何よりも帰ってきての疲れからその日を棒に振るのだから積極的に利用してもらうことを希望する。

02/02/04時間割より
期末考査とセンタープレの期間となるタイムテーブルとなり、すべての出席が困難になりがちの時である。また、その次のタイムテーブルはクリスマス→正月であり、予備校の冬期講習や冬課外の出席のため、これまた時間調整がつけにくい。この慌ただしい年末を過去の先輩達が「師走」と呼び、四季折々の月日の命名と一線を画するが、逆説的に云えば、季節感が欠如する程、時間的圧迫を感じる月である。
ランダムな時間を過ごすことを迫られるこの時期は、時間から時間で仕切られ、与えられた計画に従ってしか行動出来ないものにとって、拠り所のない不安定な色彩を呈す。だから、彼らの行動様式例として、予備校の講座申込等にすがり、安心を求めがちであり、また、元旦センタープレ等の企画ものに身も心も預けてしまい、形式的消化主義が迫る忙殺と安易な達成感を起因とする怠惰の共存に陥る傾向が強い。
品物が欲しい時、手に入れるまでと手に入れた後の心の高ぶり具合の落差は皆知っての通りだ。でも品物はまだいい。買い直せるのだから。
数学教室はこの期間、徹底した予習を、受験生には「大学入試問題正解=電話帳」をドリルのようにやっていきたい。そのためにはまとまった出席が必要だ。特に高度な内容を弱者がやる時はなおさらだ。
最後に京大総合人間卒、TOEIC800点台、外務省論文懸賞入選、多分予備校界福岡最高戦績を持つスーパー英語ティーチャーを冬休みプレゼントしたい。興味のある者は連絡を。
02/01/14時間割より
引退する生徒を迎える時期が来た。高3国立文系で数学はセンターのみ、それも高得点ときたら、円満引退だ。他方、進研や実力考査が四割を切り、数学【国立大学】に見切りをつけ、高3になる前に私文転向→引退せざるを得ない生徒もでるだろう。引退は様々である。
月謝について、多少のルールが必要になる。何故ならば、引退のタイミングが月終わりになるとは限らないからである。
数学教室は、入会前、約三週間の無料体験期間を設けている。これはFCS福岡チャータースクールすべての教室も倣っているルール【周りの教室は無理にあわせてくれているのかもしれないが】である。
さらに、数学教室は文化祭、体育祭等、休みが一カ月続いたとき、月謝を全額免除している。これは出席もしていないのに金を貰うのは詐欺だという倫理通念から来るものであるが、過去にも挙げたが、継続性を重視する教育業界では絶対考えられない通念であり、教育業界が共有する通念常識は休んだからといって、月謝を返すのは前代未聞であって【だからこのルールはさすがにFCS福岡チャータースクールの他の教室にあっても強要できない】、辞めるか、在籍するかのステレオ論しかないのだ。しかし、数学教室は学習のためのツールに徹しているので、学習の継続をした方がいいに決まっているから、行事の際休みやすく、かつ復帰しやすいシステムにしているわけである。
となると、月中途まで休んでしまった場合はどうなるか。引退してしまったらどうなるか。という問題が起きる。そこで「併せ業」というルールが考案され、12月と1月分を併せて一カ月分の月謝という具合に月謝を清算するシステムが次第にでき上がっていくのである。
例えば、センターまでは数学はだいじょうぶだけど他かだめなので、休む【この手の相談をする生徒はセンター後、引退するケースが多く、とても信用できないが 】と云った場合、センター終了後に復帰かつ、私立入試で将来の欠席が見込まれるので、1月分と2月分との月謝「併せ業」となるわけだ。
これがルールの概要であり、個別相談で確定していくものであるが、逆に、これを悪用して、自分の都合で休んで、月謝を支払わないという生徒【親も何故払う必要があるのかと問い質されたこともあったが】もいて、使い込んで「永久追放」されたものもいる。うちは合格のための道具=ツールに徹しているのだから「予備校があるから欠席する」でもいい【合格通知さえ持ってくれば結構だ】、理由は一言、云って欲しい。きちって月謝を支払っている人もいるのだから。
2001年版はこちら